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お気に入りのローマ皇帝
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トラヤヌスの政権奪取に関しては、南川高志の『ローマ五賢帝』(講談社)他から
そういうイメージが。面白い本でしたよ。
トラヤヌスより有力で高名だったシリア総督がいて、(この人ドミティアヌス派)
ネルウァもそっちにぐらついていた、っていう話が新鮮でした。
↑は、最近のプロソフォグラフィーの成果でわかったらしいんです。
この人、トラヤヌスが養子にされてから経歴等々ぷっつりらしいですが。
トラヤヌスも父親の代でパトリキに昇格したし、もともとフラウィウス家に対して
多少、感謝の念もあったと思うんですよね。
(トラヤヌス父は、ユダヤ戦役当初はティトゥスと同格の軍団長だったし)
トラヤヌス自身、兵を率いてスペイン(多分)からはるばるゲルマニアまで行って、
その功も報われて38歳の若さで正規コンスルですからね。
何となく、ドミティアヌスに親近感があったと考えるのが妥当でしょう。
友情に近いような感情も持ちつつ、ドミティアヌスをあえて暴君扱い。
そういうイメージをふまえつつ、「ドミティアヌスは悪しき人物だったが、
すぐれた友臣を持っていた」というトラヤヌスの言を読むと感慨深いです。
っていうか、萌え〜(爆)。
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