レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
お気に入りのローマ皇帝
-
レオ1世は末期ローマ帝国時代の東ローマ皇帝としては特別な存在です。
アルカディウス、テオドシウス2世、マルキアヌスといったテオドシウス朝の皇帝達
が西ローマ帝国の衰退を放置していたのに対し、自身の縁故者とはいえ西皇帝を支援
しヴァンダル族と一戦交えたりもしています。
この対ヴァンダル戦に勝利していれば、もしかしたら西ローマ帝国の滅亡は防げたの
かもしれないという、重大なイベントなのです。まあ、普通の人は知らないでしょう
が。
逆にヴァンダル族にとっては起死回生の大逆転で、東ローマ帝国の後ろ盾を失った西
ローマ帝国の実力者リキメールを脅迫してレオ1世の送り込んだ西皇帝アンテミウス
を殺害させ、自身の縁故者オリュブリウス(64のカキコ参照)を西皇帝に擁立して
います。
この辺のアンテミウス帝の悲劇的な死をギボンはちょっと重要視しています。
その後もレオ1世は西方世界の領土維持を諦めておらず、リキメールの死に動揺する
イタリアに新皇帝として皇后ウェリナの親族ユリウス・ネポスを派遣したりもしてい
ます。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板