レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
お気に入りのローマ皇帝
-
そうか、セウェルス朝が元老院にとっての一大転換期なんですね。
五賢帝関係の本で知られる南川高志さんも、実はなにげにセウェルス朝に力入れて
いるのは、やはりそういう理由が…。
でも、ウィテッリウスを皇帝として認めちゃったりとか、ウェスパシアヌスにも
皇帝権を認めたりとか、充分情けないですよね。
もはや元首制なしに現実問題として、国政が立ち行かなかったのでしょうけど。
ピウスにも結局、屈してしまっているわけでしょう。そこで断固とした処置は、
取るだけの力がやっぱり無かったのかなあ、とか。
だって、ピウスはハドリアヌスを断罪するなら辞めてやるぅ〜、とか、かなり
自分の立場に自信をもった挑発的意見を述べてますよね。
カエサルやアウグストゥスが軍事力を背景に独裁者となったのは事実ですが、
とりあえず、見なかったフリをしていた元老院議員の方々に、結局は軍事力を
握ったもの勝ちだと認識させたのが、ネロ死後の内乱かな、と思うのですが。
それとも、ネルウァが弱腰にならざるを得なかったことのが、タキトゥス辺りには
印象深かったのでしょうかね。
最近、歴史家の記述に関する、彼の生きた時代の影響、というものについて、少し
考えるようになりました。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板