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新エスペラントNEPO*進行中

31ベダウリンデ:2009/09/01(火) 09:45:14
で、「力及ばず」は目に見えているのですが、アカデミーオ語根の見直しを、細々と行い続けてます。
すごく大変です。民族語の力も無いし、手がかりも少ないし。でも、自分の理想は自分なりに試してみようかな、と。
のめりこむと人生狂いそうだし、そこそこ、で。

例えば、animo,spirito,mensoの違い。
日本語ではどれも「精神」で、あったとしても微妙な違いで、自信を持って「使い分け」できない。
今までのエスペランチストは、その違いを必死になって理解しようとしてたんだけど、
NEPOでは、不要なものは削っちゃえるんです。

animo,spirito,mensoは、英語ではsoul,sprit,mindoと、それぞれ意味が近いようです。
日本人でもカタカナ語で「ソウル、スピリット、マインド」と言いかえれば、区別できそうですが、
その区別の根拠に自信が持ててるとは限らない。英語話者の意識と一致してるかも自信ない。
英語でも、3語が一対一かというと、そうでなく、animoの一部の語義はspritである。
違いを際立たせれば、animo=死んでも生きる霊魂、spirito=精霊、menso=知性に近い、と区別できるが、
各民族語で訳語の当て方がばらばら。(参考lernu辞書,ReVo)

①仏語や独語、露語では、animoは別の訳語で、spiritoとmensoが同一訳語。
②中国語ではanimoとspiritoが「精神」で、mensoは「心智」。
(心智という熟語は日本語には無いですが、すごくいい訳語だと思った)
③韓国語とトルコ語では、animoの訳語は載っていても、spiritoとmensoの訳語が載ってない。
(訳しづらいのかな、と思った)
④3語に3つの別々の訳語を載せてたのは、ポーランド、イタリア、フィンランドなど)
全部は調べてないけど、上記4タイプに分類できるかも。

つまり、3語のイメージは民族によってばらばらみたいです。
ヨーロッパ人でも一対一になってないし、絶対混乱してるはずです。
(話し手と聞き手が自分の母語に合わせて解釈して通じた気になってる)
特にアジア人は、3語の区別が難しいようなので、それだったら、まとめちゃいましょうよ、と。
案ではanimoにspiritoの意味を吸収してspirito削除。
mensoはintelektoとか、よりはっきり定義できる別語に吸収して削除。なんてどうか、と。
「心智」をエスペラントにするならsaĝ-animoとかにする。


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