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新エスペラントNEPO*進行中

161ベダウリンデ:2009/12/16(水) 09:20:31
ウシ科を調べた時は、私も頭が爆発しそうになりましたが、それを克服したのが157の結論です。

まとめると、イヌ科はlupoとvulpoという二つのプロトタイプを設け、家畜化されたイエイヌは別格でhundoとする。
ウシ科も、bovoとkaproの二つのプロトタイプに分け、家畜化されたヒツジは別格でsxafoとする。
二つのプロトタイプの周辺部には、狼と狐の中間のような、牛と山羊の中間のような、どっちつかずの種が存在する。
また、イエイヌではないけど犬に似ている種、毛がもこもこしてないけど羊の原種とみなされる種も存在する。
あるいは、イタチのようなイヌ科、鹿のようなレイヨウなど、別の科の動物に似た印象を醸し出す種もいる。
それらは生物学上の分類や慣習的な呼び名を元に、とにかく、lupoかvulpoか、bovoかkaproか、どちらにより近いかを決断する。
そして、kaproに入れたけど牛っぽい、bovoに入れたけど山羊っぽいものは、bov-kapro,kapr-bovoと名付けても良いとする。
同様にイタチキツネ、シカウシ、シカヤギという名もあり。
イエイヌじゃないけど**-hundo、羊じゃないけど**-sxafoという呼び名も、慣習的であれば容認する。

学術的な文章など、必要ならば学名を併記するが、
日常会話では、学名をエスペラント化した名前では呼ばないようにする。
このようにする利点は、話者に対しても聞き手に対しても分かりやすくなる点である。
話者は、例えば「ニホンカモシカ」と言いたい場合、「エスペラントではカモシカってなんて言うんだろう」と調べる必要がなくなる。
調べても、難しくて覚えられない場合もある。(例:タヌキはニクテレウト)
聞き手にとっても、「カプリコルノ」と言われても、何だかさっぱり分からない場合がある。(特に非西欧人)
bov-kaproと言われれば、聞き手の自己流イメージであっても、とにかくイメージは湧く。
kaproに対するイメージは、民族性や個人の経験などで、厳密には異なる場合もある。
でも、とにかく何らかの草食獣のイメージは湧くし、NEPOではプロトタイプがしっかり定義されてるので、そのイメージが無秩序に分散する事もない。

動物名に関する問題点はまだありますが、またまとまったら・・・


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