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エスペラントの恩人新渡戸稲造

10北辰:2009/04/22(水) 07:45:10
イ・チョンヨン氏の言葉
昨年亡くなられたイさんについてはいろいろ思い出すことがあります。すばらしい方だった、と多くの人がいい、その通り、と思います。同じアジア人だからか、それまでの欧米人の UEA-Prezidantoj とは違った親しみやすさがありました。
 誰でもその国内での日常生活だけでは必要ないエスペラントを使うには、
「何のために使う」という、その人なりの「エスペラントの思想」があります。
ブローニュ宣言の"afero tute privata" ですが、個人には重要な「動機」です。
彼の最後の大仕事は横浜UKで披露された「日中韓三国共通史」の編集でした。
あの本のエスペラント版への序文 Instruo de Historio は彼の文ですが、
当初の原稿はあそこに出ている文の5倍ほどありました。3国の翻訳者グループ
代表の討議で縮められたのでしょう。
 削られた部分は扶桑社の「新しい歴史教科書」への細かい批判と、日本政府に
あの教科書の承認について再考を促す文案、などでした。
2007年の末 韓国で開かれた La 26a Komuna Seminario(第26回日中韓三国
エスペラント青年組織共同合宿)で彼は「三国共通史」について講演し、
青年エスペランチストの学力と esperanta etosoへの理解を高めよう、その
etoso は Esperantismo + Interna Ideo で、その内容は
Egaleco, Neu~traleco, Amo, Justeco, Frateco ----、一語で表現すれば
Homaranismo と 締めくくっています。彼の「エスペラントの思想」は
ここにあった、と思われます。


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