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日常生活に関する語彙・表現の不足・混乱について

1:2007/12/17(月) 20:20:53
重要なテーマですので、専用スレがあったほうがいいと思います。
このテーマに関連したこれまでのレスは主に以下のスレにあります。
エスペラント改造論
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/7882/1160642811/l50
【アンケート】 desuprismo 型の運動は成功するか?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/7882/1190899600/l50

8ぶたねこ:2007/12/19(水) 21:54:03
すみません、ぶたねこです。
私が書きたかったのは「c^iam-c^io-vendejeto」です。
どうも酒が入っていると入力ミスが増える・・・なんの言い訳にもなりませんね。Pardonon!

9Raku ◆yP0a9GGqWA:2007/12/19(水) 22:50:42
「コンビニ」はkonvena butikoがいいでしょう。きっと通じますよ。

10松戸彩苑:2007/12/20(木) 02:45:21
>>9
エスペラントの konvena という単語は「ふさわしい」「似合った」という意味であって、英語
の convenient(便利な)や convenience(便利であること)とは意味が違うんですね。

いわゆる falsaj amikoj ってやつですね。

英エス辞典やエス英辞典を見ますと

  convenient = oportuna

  convenience = oportun(ec)o

と書いてあります。

11なつ:2007/12/20(木) 04:08:17
じゃあ
butiko de oportun(ec)oでいいのでは?

12Raku ◆yP0a9GGqWA:2007/12/20(木) 08:05:27
oportunejoでいいですね。

13Raku ◆yP0a9GGqWA:2007/12/20(木) 12:12:59
konnvena butikoなら「コンビニ」のつもりで言ってると必ず理解されると
思ったんですがね。konvenaとoportunaは意味的には連続してますね。時宜に
konvenaの意味でkonnvena butikoもありでしょう。supermerkatoはもう定着
していますね。「超市場」とは何だ、と言いたいところですが。「コンビニ」は
konvenejoで定着するんじゃないでしょうか。と言うよりも、それ以外では定着
しようがないでしょう。

14なつ:2007/12/21(金) 06:52:08
>>13
「超市場」は聞いてなるほどねと思いますが、
「ふさわしい店」は分かりません。
日本人やコンビニを知っている外国人なら、
konvena butikoで理解してくれるでしょう。
しかし、あとで「理解はできるけどkonvenaは英語のconvinientじゃないよ、」と注意してくるかもしれません。
それに、外国人でコンビニを知らない人はまさに「ふさわしい店」ってなんだよ
と永遠に思い続けるでしょう。

15Raku ◆yP0a9GGqWA:2007/12/21(金) 08:08:25
konvena butikoは全くの間違いでした。convenienceが名詞ですから。
konvenejoには確信を持っています。そうなるという確信ではなくて、
それ以外で定着するはずがないという確信です。

16Raku ◆yP0a9GGqWA:2007/12/21(金) 08:12:06
いっそ日本語からkonvinioはいかがですか?

17エスペロ:2007/12/21(金) 15:58:27
'Konvinio' ja akceptablas...Pleje konvena esprimo de japanstila 'Kombini'...
'Konbinio'はいいですね・・・日本式の「コンビニ」に一番ふさわしい表現です・・・

18なつ:2007/12/21(金) 19:12:23
Rakuさん、確信といいながら意見ぶれすぎ(笑)

で「ふさわしい場所」ですか?
以前行われた「コンピューター」のエスペ語論争に似ていますね。

19Raku ◆yP0a9GGqWA:2007/12/21(金) 20:23:22
konvenejoが確信です。

20松戸彩苑:2007/12/22(土) 09:48:40
>>11-12
やっぱり oportun(ec)o (= convenience) という単語を使ったほうが良いですかね?
私も、最初のうちはそうしようと思ってたんですが、しかし、この単語はやや長めなので、
これを使って合成するともっと長くなってしまうと判断して、諦めたんですね。

で、なつさんの butiko de oportun(ec)o ですけど、これは意味的には正確なんですけれ
ども、ちょっと長すぎると思うんですよね。

英語だと con ve nience store と4音節で、日本語の「コンビニ」だと3音節(4モーラ)なん
ですね。
これより少し長いくらいのものまでは許容しても良いと思いますが、butiko de oportun(ec)o
はちょっと長すぎると思いますね。

そして Raku さんが >>12 で提案された oportunejo ですと5音節ですね。
この長さなら、まあまあ行けるのではないかと思います。

これは私の言う「大ざっぱな合成」ということになるわけですが、こうでもしないと六尺フンド
シみたいな、むやみやたらと長ったらしい表現ばかりになってしまうので、このような合成
語も認めていただきたいものだと思いますね。

なお余談になりますが、かつて私は、いっそのこと思い切って oportun(ec)o をぶった切っ
た oporo で「コンビニ」を表わしたらどうかと考えたこともありましたが、しかしさすがに私も、
これでは何のことだか判らないだろうなぁと思いました。
---

で、>>13 以降で Raku さんが konven-ejo や konvena butiko というのをあげておられま
すね。
たしかに「通じるか、通じないか」と言われれば「コンビニを知っている人のあいだでは、け
っこう通じるだろう」と思います。
しかし「通じれば何でも良いのか」ということも言わねばなりません。

エスペランティストのなかには、preso や medio を「マスメディア」の意味で使った人なん
かもいるわけですが、これらは英語がもとになった誤用なわけです。
で、誤用なんですが、英語を知ってる人が多いので、とりあえずは通じるというものなんで
すね。

でも、こういうものを「通じるから」といってどんどん許していきますと、エスペラントの内的
な統一というものが保てなくなって、単なる英語のコピーになってしまうわけです。

こういったことを考えますと、konven-ejo や konvena butiko は受け入れられないと思うん
ですね。
これらに比べれば >>16 で提案された konvinio のほうがまだ良いだろうと思いますね。
---

あと、oportun-vendejo とか oportun-butiko のように合成すれば6音節になりますね。
ちょっと長いですが、意味的にも正確ではありますね。

21Raku ◆yP0a9GGqWA:2007/12/22(土) 10:38:30
コンビニはconvenience storeと書き、言わなければ通じませんし、コンビニを
知っている人の大部分にこれで確実に通じます。コンビニを知らない人に一、ニの
単語で知らせることなど不可能です。エスペラントの造語法はもともとそんなこと
を目的にはしていません。convenience storeのエスペラント化としてkonvenejo
成立して当然です。konvenejoには現在、定まった意味はありません。「適当な場
所」を意味する単語ではありません。

22なつ:2007/12/23(日) 00:14:24
>>21
どうしてkonvenaという語にこだわっているか分かりません。
>>20松戸さんがいっているように、preso、medioの誤った使用法と同じ発想からきています。
コントローラー(controller)のエスペラントはなんですか?
kontroliloですか?違いますよね。でもあなたはそういうことを言っているのです。
自戒を求めます。
なお、現在存在しない語であるとかないとか二次的なものです。
あなたはエスペラントの意味を逸脱しひいてはエスペラント破壊の方向に行っています。
「意味は違うかもしんないけど、発音がにてんじゃん」というのはあまりに短絡的。

23Raku ◆yP0a9GGqWA:2007/12/23(日) 08:12:59
>>22
まあ、そう興奮なさらなくてもいいでしょう。
誤解してらっっしゃるようですね。わたしはkonvenejoを提唱しているのでもな
いし使うつもりもありません。また、konvenoからkonvenejoを合成したのでも
ありません。まだ使ったことはありませんが必要があったらconvenience store
を使うつもりです。それは英語が国際語だからではなくて、コンビニと一体となっ
てconvenience toreという言葉が広がっているからです。コンビニを知っている
人の大部分にはこれで確実に通じますし、コンビニを知らない人にはどう言い替え
ても通じません。oporun〜ではコンビニを知っている人にすら通じません。だいた
いコンビニもconvenience storeという言葉も知っている人でさえconvenienceと
いう英単語の意味を知っているとは限らないのです。oprtun〜はconvenienceの
直訳に過ぎず、コンビニの実態を精確に表わすものではなく、もちろん、コンビに
を知らない人にコンビニを知らせる効果は全くありません。そのような効果を単語
に求めるのが無理なのですが。
コンビニもconvenience storeという言葉も知っていてもconvenienceという英単
語の意味を知らなければ思いつかないがconvenienceの意味さえ知っていればコン
ビニを知らないままで造り出されるoportun〜がkonven〜よりも普及するとは
思えません。


24なつ:2007/12/23(日) 23:54:04
>>23
前に書き込んだと思ったのに書き込まれてないのでまた書き込みます。

じゃあ、提唱しないでくださいね(笑)。
コンビニのwikiを各言語で見たんですが、日本のコンビニの写真が写っていたりしているんですね
少しびっくりです。
じゃあ、いっそのこと、豆腐が日本語由来のtofuoであるのと同様、
konbinioでもいいかもと思ってしまいます。
しかし発音的に類似というだけのkonvenejoだけはmedio(メディア),preso(プレス),kontrolilo(コントローラー)同様賛成できかねます。

25なつ:2007/12/24(月) 00:00:20
>>24で書き忘れ。
実際コンビには存在するが英語のconvenience storeを知らない人はいます。
例えば中国語で便利商店、便利店、方便商店。
まさにbutiko de oportenoです。
これなら分かるし分からなくとも一回聞けば納得するでしょう。
しかし、「ふさわしい場所」といわれても「?」でしょう。

26なつ:2007/12/24(月) 00:04:10
たびたびすいません。訂正butiko de oportuno。

27Raku ◆yP0a9GGqWA:2007/12/24(月) 08:08:01
英語話者と中国語話者にはbutiko de oportunoで通じるかもしれません。
しかし、日本語では「便利屋」はコンビニではありません。convenience storeは
コンビにの実態を正確に反映した言葉ではありません。コンビニを知らない人には
opourtun〜でもさっぱりわかりません。コンビニを知っていても「便利」を意味す
る言葉でコンビニを呼んでいない人にはやはり通じません。convinience soreを
理解できてもconvinienceの意味を知らない人もいます。英語を知らなければ造れ
ない理解できない単語は普及しないでしょうし普及させたくありません。くりかえ
しますが、わたしはkonvenejoを今使うつもりはないし提唱もしていません。
konvenience storeを使うつもりです。これがコンビニを意味する言葉として最も
広がっている通じ易い言葉だからです。

28Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/24(日) 19:02:12
わたしが日常的に悩んでいるのは「国家」「国民」に当たる言葉です。
国家はŝtato,regno,国民(集合)はnacio,popolo,国民(個人)はŝtatano,
naciano,regnano,civitano等です。「国」を意味する言葉には他にlandoが
あります。どのように使い分けるか難しいところです。辞書持ちの松戸彩苑さんの
ご見解を伺いたいです。

29Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/24(日) 19:05:56
nacioには元来は国家の意味はないそうです。internaciaも国家間ではなくて
民族間の意味らしいです。ザメンホフの言うinternacia lingvoもこの意味でしょう。

30松戸彩苑:2008/02/25(月) 01:09:04
>>28-29
阪直(著)『作文のためのエスペラント類義語集』(日本エスペラント学会 2000年)の38
〜39ページに lando、nacio、ŝtato、regno の違いが書いてありますね。

31Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/25(月) 12:23:04
松戸彩苑さんありがとうございます。その本はまだ読んでませんが1ページや
2ページで4つの単語を説明しているのなら多分役にたたないでしょう。
わたしを悩ませているのは現実の使用状況です。

32Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/25(月) 12:46:00
例えばプラハ宣言のこの一節ですが、これを読んでetnoとnacioが同じなのか
どう違うのかを理解できる人はいるでしょうか。
Ĉiu etna lingvo estas ligita al difinita kulturo kaj naci(ar)o.

33松戸彩苑:2008/02/25(月) 23:53:12
>>31-32
『作文のためのエスペラント類義語集』には次のように書いてあります。

  lando 土地を主体として考えた国、国土
   la tuta 〜 全国
   fremda 〜 外国
   〜 de libereco 自由の国
   azia 〜 アジアのある国

  nacio 一定の地域に定住して、ひとつの政府のもとに生活し、歴史的運命をともにする
       人間の集団成員全体
   la Unuiĝintaj Nacioj 国際連合
   la plej favorata 〜 最恵国

  ŝtato 地理的、政治的にまとまった領域内における政治組織体としての国家
   la 〜 kaj la popolo 国家と人民
   la apartigo de la eklezio kaj la 〜 政教分離

  regno 国際関係において主権を行使する主体としての国家
   la Japana 〜 日本国
   la atompovaj 〜j 核保有国

  (注)対外的には regno と ŝtato との間の区別はないが、日本国というときは la Japa-
  na Ŝtato とは言わないで、la Japana Regno という。Japanio だけでも日本の国をあらわ
  すが、la Japana Regno は Japanio よりも重々しくて、格調高い、改まった感じを伴う。

  (同書38〜39ページ)

ここには etno がありませんが、『エスペラント日本語辞典』の etno の項には

  nacio が、一国家一民族という思想ないし予断を背景に持つのに対し、etno は国家とそ
  の主要民族ならびに公用語に対する少数民族・被抑圧民族の自己主張を背景とする用
  語。したがって etnismo はしばしば naciismo と対立関係に立つ。gento は、成員たちが
  同じ起源を持ち、同じ血を分かち合っていると互いに信じているような集団をいう。

とあります。

私は社会学を本格的に勉強したことはないんですが、私の印象としては、nacio というのは
国家を形成するほどの大民族を表わすものであり、一方の etno というのは国家を形成する
ほどの人数がいない少数民族だという感じがあります。

また、たとえばブラジルなんかには、ドイツ系やイタリア系の人たちがいるわけですが(日系
人もいますが)、こういう人たちは、出身国にいれば大民族の一員なんですが、ブラジルでは
少数派ですので、こういう人たちも etno になるということだと思います。

ただし、ここで気をつけないといけないのは、欧米語においては同じ語の繰り返しというのが
極度に嫌われているということです。
つまり、同じ語を繰り返したくないがために違う語が使われているという可能性もあるんです
よね。

34松戸彩苑:2008/02/26(火) 06:14:03
そういや数年前のRO誌に、プラハ宣言の和訳と解説が載ってたように記憶していますが、
あそこではどのように訳されているんですかね?

35Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/26(火) 19:02:30
松戸彩苑さんありがとうございます。やっぱり『作文のためのエスペラント類義語
集』はわたしが心配した通りです。
日本エスペラント学会によるプラハ宣言の日本語訳はここで読めます。
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~gothit/manifestoprago.txt
わたしが引用した箇所は
「民族語はそれぞれ特定の文化・国家と結びついている。」
と訳されていますが、どんなものでしょう?
Reta Vortaroでnacioを検索してみますと
1.
Memkonscia etno, iom granda popolo, konsistanta el tuto de la homoj
loĝantaj en difinita teritorio kaj ligitaj per komuneco de lingvo,
kutimoj, historio, tradicioj, interesoj kaj valoroj: precipe la
lingvo faras la nacion; nacio batalanta por kreo de sia propra ŝtato
PIV; nacio dividita inter pluraj regnoj. gento 2. Popolo rigardata
kiel suvereno.
3.
(evitinde) Regno.
Rim.: Tiu senco estas fremda al Esperanto, sed aperas en terminoj
tradukitaj el la angla: Unuiĝintaj Nacioj.
http://www.reta-vortaro.de/revo/art/naci.html
3.とRim.に注目してください。

わたしは古い辞書を数点持っているだけですが
1980年版PLENA VORTARO DE ESPERANTO KUN SUPLEMENTOでnacioを引いてみますと
Nacio. 1 Organizita formo de popolo, konstanta el tuto de la homoj
loĝantaj en difinita teritorio k kunigitaj per komuneco de lingvo,
kutimoj, tradicioj, ekonomiaj interesoj k regado : precipe la lingvo
faras la 〜on. 2 Civitanaro. Kp RASO, LANDO, PATRUJO, POPOLO, REGNO,
ŜTATO, GENTO. 〜a.(以下略)
わたしのPLENA VORTAROではRETA VORTAROの3.のRimが警告している誤用を促しそ
うな説明がなされているわけです。また、わたしの辞書ではnacioの説明にetnoが
用いられていませんが、etnoの項目自体がこの辞書にはありません(etnografio,
etnologo, etnologioはあります)。

36Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/26(火) 19:20:30
Reta Vortaroの同じページでinternaciaは次のとおりです。
1.
Koncernanta plurajn naciojn.
2.
Interŝtata
Rim.: Tiu senco estas fremda al Esperanto, sed aperas en la lingvo
pro tradukoj el aliaj lingvoj. internacia komerco, juro, konferenco,
oficejo.

37なつ:2008/02/26(火) 20:38:24
etno≦nacio (少数)民族≦(多数)民族、国民

nacio=sxtato=regno国家
後者3つの違いは本来誤用の直訳またはコロケーションで決まる。
コロケーション否定という立場から説明しようとするから無理がくるのでは?
「同じだが習慣によって使い方が決まっているので覚えるしかない。」
エスペランティストが嫌がるフレーズの一つです。

38Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/26(火) 23:39:32
なつさんこんばんわ。おひさしぶりです。
御意見ありがとうございます。しかし、もうしわけありませんが。
わたしはエスペラント界にいかにして溶け込むかとか、いかにして
指導者になるかとかいったことには全く関心がありませんので、
せっかくの御意見も役に立てようがありません。残念です。

39なつ:2008/02/27(水) 01:05:22
rakuさん
ええ、私もです。
断定的に書いてしまいましたが、>>37は推測です。
国家に相当する3つのものは慣例によっていると思うんですけど。
「作文の〜」の説明もポッカーンでしょう。
結局、どうしてLa Japana regnoでありsxtatoは使わないのかは投げ出してる始末。

40松戸彩苑:2008/02/27(水) 02:10:54
NPIVでは

nacio 1 Popolo, akirinta konscion pri si mem kiel aparta socia komunumo pro komunaj
karakterizaĵoj, rezultantaj de historiaj procezoj: tiuj karakterizaĵoj estas tre diversaj laŭ
la kazoj (ekonomiaj interesoj, lingvo, religio, vivmaniero), sed la ĉefa estas komuna teri-
torio k emo al politika memstareco: (用例は割愛)
2 Jura persono, konsistanta el la tuto de la individuoj regataj de unu sama konstitucio,
k distingita disde ili: (用例は割愛)
3 (evi) = regno: Ligo de (N)〜oj; la Unuiĝintaj (N)〜oj; (以下略)

etno. Homgrupo, konscia pri siaj diferencoj kun aliaj homgrupoj laŭ kriterioj, kiuj povas
esti tre diversaj (teritorio, lingvo, religio k aliaj kulturaj tradicioj).

となっていますね。
---

ところで私は >>33 の後半に、nacio と etno の違いは「民族の大きさ」の違いではないか
と書きましたが、これは間違ってるかもしれませんね。

プラハ宣言の当該部分の場合は、その直後に

  例えば、英語を学習する生徒は英語圏の諸国、特にアメリカ合衆国とイギリスの文化・
  地理・政治について学ぶことになる。

と書いてありますから、ĉiu etna lingvo のなかに英語も含まれるわけであって、そうすると
「etno は小さい民族」説は間違ってるってことになるわけです。

(ということは『エスペラント日本語辞典』の etno の項にある nacio と etno の説明も間違っ
てるって事になりますが)
---

PIVやNPIVはたしかに優れた辞書ですが、しかしそうは言っても、辞書というのは記述する
スペースが限られていますので、あんまり詳しい説明はできないんですよね。

ですから、こういうニュアンスに富んだ単語については、辞書の記述だけではよく判らない
ですね。

欧米人、あるいは欧米語に詳しい人に、じっくりと説明していただきたいものです。
---

それから思ったんですが、エスペラントというのは欧米語をもとにして作られていますが、じ
つは欧米語においては、たとえ語形が同じだったり、あるいは似てたりしていても、意味が
微妙に違っている場合が少なくないんですよね。

だから nacio の3の用法は、英語の nation から来ているわけですが、しかしエスペラントで
は良くないものとされている、なんてことが起きるわけです。

理数系の概念とくらべますと、社会科学系の概念は、やっぱり判りにくいもんですね。

41なつ:2008/02/27(水) 19:13:06
松戸さん
ええっと「エス日(JEI)」によると、
「etnoは国家とその主要民族ならびに公用語に対する少数民族・被抑圧民族の自己主張を背景とする用語」
と書いてあります。
つまり、nacioの中のetnoであり、大きいetno(主要民族)も小さいetno(少数民族)も存在すると。
例えば中国語は中国・中国人というnacioの中の漢民族というetnoの言語です。
現在被侵略チベットもその1etnoでしょう。
90%以上漢民族なのでetnoをnacioと言い換え可能なときもありましょう。
ですからetnoは少数民族で使われることのほうが多いのだと思います。

42なつ:2008/02/27(水) 19:19:22
あれっ訂正。「エス日」を今読み返したら、「主要民族に対する少数民族の用語」と書いてある!
勘違いしてました。
これは、間違いですねえ。。。
etna lingvoには英語も含まれるわけですから。
私の>>41の後半部分は訂正しません。
なお参考までに。VikiでCxinioのところのetnojで91,9% hancxinaとあります。

43Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/27(水) 20:17:34
etno、etnaという単語がエスペラントに現れて急速に定着した背景を考えれば、
「エス日」の解説もあながち間違いとは言えません。しかし、この単語を少数民族
の意味でだけ用いるのは無理なので結局gento,gentaに取って代わっただけの結果
になりました。しかも、zamenhofが頻繁に使った言葉を辞書から追放するわけには
いきませんから実にややこしい事態となりました。混乱が解消されなかった例と言う
よりも混乱していなかったものが混乱させられた例でしょう。

44松戸彩苑:2008/02/28(木) 01:43:30
私は >>40 においてNPIVの nacio の項を引用しておきましたが、旧版のPIVの nacio の
項を見てみますと、1と2はほぼ同じなんですが、3は

3 Ŝtato, regno: Ligo de 〜oj; la Unuiĝintaj N〜oj (=UNo); la klaŭzo de la plej favorata
〜o (en komercaj traktatoj).

となってるんですね。
つまり (evi) って書いてないんですね。

ということで、これまでは、こういった用法は問題ないとされていたのに、2002年に出版さ
れたNPIVでは、急に「避けるべき」用法とされてしまったという事らしいです。
---

なつさんが >>39

> 結局、どうしてLa Japana regnoでありsxtatoは使わないのかは投げ出してる始末。

と書いておられますが、考えてみますと ŝtato には「国」の意味だけではなく「州」の意味も
あるんですよね。
そのせいじゃないかと思ったんですが、あんまり自信はありません。

45Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/28(木) 12:06:03
”internacia lingvo”の語義はエスペラントの根幹にかかわることです。
ザメンホフがこのfrazoをintergenta(これもザメンホフの用語)lingovoとほぼ
同義で使っていたことは確実です。international lawを「国際法」と訳したのが
internationalを「国際」「国際的」と訳す始まりだそうです。internacia
lingvoを「国際語」と訳していいのかどうか疑問に思います。

46なつ:2008/02/28(木) 20:32:15
>>45
つまり定義をはっきりとしなければならないものを
エスペラントははっきりとは定義づけできないわけです。
これは喧々囂々で永久にまず決められない。
ヨーロッパの共通語すら無理ですね。
国際法規範の一つの条約の文面すら揺れのある定義で書かなくてはだめなわけです。
こりゃ無理だ。はっきりした。

47松戸彩苑:2008/02/28(木) 21:51:49
>>46
あくまでも「今のままではダメ」ってことですから、直せば良いんですよね。

実際、中国語なんかが国連の公用語になったときは、必要な語彙・表現が不足していて、
あらたに作ったって話をどこかで読んだことがありますしね。

でも「今のままではダメ」ということは、従来の「エスペラントは自然に発展する」という話が
ダメだということですから、その点だけは考えを改めないといけないと思いますね。

48Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/28(木) 23:08:51
internacia konfliktoが国際紛争と(国内の)民族紛争の両方を意味するような
言語は国際機構では絶対に使えません。

49松戸彩苑:2008/02/29(金) 05:26:50
inter-regna って表現を使うようにすれば良いんでしょうね。

50松戸彩苑:2008/02/29(金) 06:16:30
NPIVを見たんですが、inter-regna も inter-ŝtata もありますね。

あと、NPIVには載ってないんですが、『Esperanta Bildvortaro』の表紙に inter-etna という
表現が載ってるんですよね。

51Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/02/29(金) 12:15:48
わたしは国際紛争はinterregna konflikto、民族紛争はintergenta konflikto
と必ず使い分けています。本心から平和を望むエスペランティストには同じように
していただきたいものです。etno,etnaは使いません。gento,gentaで通していま
す。

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54なつ:2008/03/22(土) 22:59:40
どなたかお願いします。
rakuさんがどこかで
genocido-olimpikoj
と言ってたと思うんですが、
olimpikoj de genocidoじゃなくて
こういう安易な「名詞-名詞」あるいは単に名詞の並列という用法はエスペラントで許容されているんでしょうか?

55りょほう:2008/03/23(日) 00:52:19
>>54
>こういう安易な「名詞-名詞」あるいは単に名詞の並列という用法はエスペラントで許容されているんでしょうか?

「名詞-名詞」genocido-olimpikojはもちろん使えます。

「単に名詞の並列」とは、ハイフン無しにgenocido olimpikoj のように書くことでしょうか?
英語ではgenocide olympicsのようにハイフン無しでも書けますが、エスペラントでは文中で別々の要素になってしまうので無理です。
ただ、ハイフンが欠けていても前後の文脈から判断できる場合も多いので、あまり支障はないと思います。

56Raku ◆yP0a9GGqWA:2008/03/23(日) 06:15:42
英語の"genocide olympics"は二つの名詞を一つの名詞のように機能させて
いますが、エスペラントではこのような語法がなくて、ハイフォンでつないで
一つの名詞として使っているようです。"Universala Esperanto-Asocio"と
"Universal Esperanto Asociation"の対応等から類推しました。
"Olimpikoj de genocido"はジェノサイドを競い合う大会のように聞こえます。
「20世紀の歴史は虐殺のオリンピックだった」というように使うのが適切でし
ょう。ちなみにこの文句は、誰が言ったのか忘れましたがわたしが作った
のではありません。

57なつ:2008/04/12(土) 22:00:20
ありがとうございます。
修飾関係などをみるとピジンっぽくて、確立されていませんね。
形容詞+名詞が一般的ですが、名詞+形容詞でもいいとされ、
名詞1 de 名詞2、なのか名詞2−名詞1なのかという話。
UNESCOの名称の「国際連合教育科学文化機関」、Organizajxo de la Unuigxintaj Nacioj por Edukado, Scienco, kaj Kulturo、
及び Unuigxint-Naciara Edukada, Scienca kaj Kultura Organizo
の文化機関という部分だけをみると、
Organizajxo por kulturo (フランス語的?)とkultura Organizajxo (英語的?)
であり、定まっていません。後者は私からは変な感じなんですけど実際OKみたいです。
さらに、Kulturo-Organizajxoもおそらく許容範囲なんでしょう。
次にSATの、Sennacieca Asocio Tutmondaは、真髄です。
形容詞が名詞の前後です。フランス語的ならATS、英語的ならTSAでしょう。
これらは庶民レベルならかまわないかもしれません。
語順、語法が自由はすばらしいということも聞かれます。
そうでしょうかね。私はまだピジンであり、公文書や条約などではかえって
その揺れがアダになると思うんですけどね。
ちなみにユネスコは
Unuigxinto-Naciaro-Edukado-Scienco-kaj-Kulturo-Organizo(日中韓的?)でも許容範囲なんですかね


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