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翻訳機と国際語の将来

45松戸彩苑:2008/08/16(土) 20:09:16
>>44
拙文を読んでくださって有難うございます。

> 松戸彩苑さん、「娯楽を使っ」ったエスペラント普及をぜひやってください。
> 誰も妨害しません。

とのことですが、私もそうしたいんですが、その前に「そういったことのために必要なエスペ
ラントの訳語を作っておきたい」という気持ちがあるんですね。

もちろん今のままでも「それなり」には表現できますし、「Monato」なんかにも趣味・娯楽に
関する記事が掲載されたりはしていますが、私の場合は、もうちょっと語彙・表現を整備し
てから始めたいという気持ちが強いわけです。

それでこれまで「娯楽を使ってエスペラントを普及させる」ということを目標として挙げながら、
「語彙・表現の整備」を呼びかけるということをしてきたんですが、やはり判りにくかったよう
ですね。
---

ということで、ひょっとすると私の主張がよく伝わっていないのかもしれませんので、これま
でよりも整理して説明してみましょうか。

私の言わんとしていることは、大別すると次の3つになります。

(1) エスペラントに対する世間の認識。

    具体的には「エスペランティストの家族や知人、言語学者、知識人、革新派といった
    人たちの大部分は、エスペラントを理解・支持しない」ということ。

    これについては「宣伝が足りない、あるいはやり方がまずい」といったことが言われて
    きたが「エスペランティストの家族や知人でさえもエスペラントを理解・支持しない」とい
    うことを考えると、とてもそういったことでは説明できない。

    それから、田中克彦氏のような人でさえも、現在のエスペラント運動には若干の違和
    感を感じておられるようである。

    また「エスペラントの普及に際しては、世間の人たちの理性や善意といったものはア
    テにならない」ということも認めざるを得ないだろう。

(2) 言語としてのエスペラントに内在する問題。

    具体的には、日常生活に必要な語彙・表現の不足・混乱。

(3) エスペラントを普及させるための方法論。

    具体的には「言語というのは話者の数で決まると言っても良いくらいなので、娯楽を
    利用してでもエスペラントを使える人を増やすしかないだろう」ということ。

このうち(1)と(2)は事実と言っても良いと思うんですが、しかし(3)については、そうでは
ないんですね。

(3)というのはあくまでも「人間というのは自分の好きなことしかやらない」という一般論で
あるとか、「日本のアニメやマンガについて知りたくて日本語を勉強する人がいる」といった
いくつかの現象から導き出されたものであって、絶対に成功するという保証は無いんです
ね。

ですから(3)については同意していただかなくても良いやと思ってるんですが、でも(1)と
(2)については事実だと思っていますので、これについては、もしも異論があるならば、ぜ
ひとも反論していただきたいと思いますね。

ということで、(1)(2)(3)の各論点について、Raku さんは、どのようにお考えなんでしょう
か?


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