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翻訳機と国際語の将来

41松戸彩苑:2008/08/14(木) 12:18:52
>>40 に私は

  行政はエスペラントの価値をけっこう認めている

と書きましたが、よく考えてみますと、行政の側に「エスペラントに対する理解がある」ので
はなく、単に、他の「文化活動」と対等に扱わないといけないと事務的に判断した結果なの
ではないかと思ったんですね。

つまり、補助金をもらう際には所定の手続きを行なうわけですが、手続き上不備が無くて、
あらかじめ定められているような断わる理由がとくに無ければ、たとえ担当者じしんは個人
的には「エスペラントが国際語になるなんてことは絶対に無いよな」と思っていても、すべて
平等に受理しないといけないということがあるわけです。

ですから、あくまでもそういうことで認められて補助金が出ているのであって、べつに行政
の人間に、エスペラントに対する理解があるわけでは無いのではないかと思ったのです。

私がこんなことを言う理由は

(1) 世間の人たちの99%は、エスペラントが国際共通語になるとは考えていない。

(2) このような人たちのなかには、大部分の言語学者や、知識人や、革新派の人たちも
    含まれている。
    つまり、大部分の言語学者や、知識人や、革新派の人たちは、エスペラントの宣伝を
    見聞きしても理解・支持しない。

(3) 大部分の言語学者や、知識人や、革新派の人たちをはじめとする世間の圧倒的多
    数の人たちがエスペラントを理解・支持しないのに、行政の人間だけが意外と理解・
    支持してくれるなどというのは、あまりにも不自然であり、とても考えられない。

(4) エスペラントに思い入れのない人たちに過度に期待をするのは、運動が失敗する元
    である。

ということがあるからです。
---

遅ればせながらようやく気がついたのですが、desuprismo 型の運動を支持している人たち
というのは

  現在、エスペラントに対して多少なりとも補助金が出たりしているから、行政の人間には
  理解する力がある。

  だから、こういうことをどんどん推し進めていけば、desuprismo 型の運動が成功するに
  違いない。

というふうに考えておられるのではないでしょうか。
このように考えておられるので、私の主張するような desubismo 型の運動なんかには関心
を持たないということになってるのではないでしょうか。

しかし私は、こういう見通しは甘いと思います。

先にも述べたように、世間の圧倒的多数がエスペラントに否定的なのに、行政の人間だけ
がエスペラントを理解しているとは、とても考えられないからです。


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