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エスペラント改造論

260松戸彩苑:2008/04/26(土) 12:01:36
>>257 で tri anguloj と trianguloj について論じましたが、これに関してさらに考えたことが
ありますので、続きを書くことにします。

  dek tri anguloj 「13個の角」
  dek trianguloj  「10個の三角形」
  dektrianguloj  「(複数の)十三角形」

これらも発音では区別することが出来ないんですね。

で、>>257 で「三角形」を tri-angul-aĵo あるいは tri-angul-umo とするということを提案し
ましたが、これだと

  dek triangul-aĵoj、dek triangul-umoj 「10個の三角形」
  dektriangul-aĵoj、dektriangul-umoj  「(複数の)十三角形」

となってしまって、やはり口頭では区別がつかないんですね。
(ですから、この提案は撤回いたします)

ということで「〜o da 〜」という表現法を使って

  dek trio da anguloj 「13個の角」
  deko da trianguloj  「10個の三角形」
  dektrianguloj     「(複数の)十三角形」

とすれば、口頭でも区別ができるわけですね。
---

これでめでたしめでたし … と言いたいところですが、よく考えてみますと deko da というの
は「10個くらい」という概数を表わす表現としてすでに定着してるんですよね。
ですから deko da trianguloj では「10個くらいの三角形」という意味になってしまいます。

しかし私は dek-ĝusto da 「10個ちょうどの」という表現を考えだしたんですね。
これを使えば、問題が解決すると思います。
---

余談になりますが、「10代の(10〜19の)」というのを表わすのに dek-plusa という表現を
使えば良いんじゃないかと私は考えました。

この表現を使えば「10代の人」は dek-plus-ulo となりますし、「30代の人20人」は du-
dek-ĝusto da tri-dek-plus-uloj と言うことが出来るわけですね。
---

さて、angulo というのが「角」と「〜角形」の両方の意味で使われるために、これまで説明し
てきたような混乱が生じるわけですが、このほかにも

  latero 「辺、〜辺形」
  edro  「面、〜面体」

というのも同様の問題を抱えているんですね。
ですから

  kvar lateroj 「4つの辺」
  kvarlateroj  「(複数の)四辺形」

とか

  dek du edroj 「12の面」
  dekduedroj  「十二面体」

のようになってしまいます。

これらも、上のほうを「〜o da 〜」という形にして区別すべきだと思います。

(終わり)


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