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エスペラント改造論
237
:
松戸彩苑
:2007/12/16(日) 11:15:13
>>236
> 世界中の非ヨーロッパ人エスペランティストが、自分の民族語を取り入れたエスペラント
> を作って、共通エスペラントと併用してみる。そのうち各エスペラント方言から共通エスペ
> ラントにいろいろな語彙が採用されるようになって、やがていろんな言語が程よく配合さ
> れたミックスジュースができるかもしれません。
ノシロなんかは「いろんな言語が程よく配合されたミックスジュース」だと思うんですけどね。
どこが違うんでしょうかね?
言語について勉強すると判るのですが(もっとも、私もシロウトなんですが)、標準語という
のは、自然に出来たり、あるいは自然に広まったりはしないものなんですね。
日本語だけではなく、英語・ドイツ語・フランス語・中国語なんかの標準語も、かなりのてい
ど人為的につくられたものであるらしいです。
また、社会には政治的・経済的・文化的な優劣というものがありますが、優位にある言語
が劣位にある言語を駆逐・破壊しつつ、広まったり統一されたりするんですね。
逆に、そういった優劣が無い(あるいは少ない)と、統一されずにバラバラなままなんですね。
もっとも、エスペラントの世界でも、このあたりのことが判ってない人が多いんですね。
ですから、いまだに「エスペラントは自然に発展し、統一もされていくんだ」などと信じられ
ているんですが、実際には、そううまくは行ってないんですよね。
そもそも、こんなことを言い出したのはザメンホフなんですが、結局ザメンホフ自身が誤解
してたって事なんですね。
でも、ザメンホフは19世紀なかばに生まれて20世紀初頭に亡くなった人ですので仕方が
ないのでしょうが、21世紀を生きてる人たちが、こんなことを信じていてはいけないと思い
ます。
---
ところで現在でも「日本独自のものを表わす単語をエスペラント化する」というのは認めら
れているわけですね。
こういったことは(中国文化圏・インド文化圏・アラビア文化圏などに特有な事物のエスペ
ラント化と同時並行的に)どんどんやっていくべきなんですね。
たとえば「コタツ」を表わす単語として kotaco という新語根が提案されていたりするわけで
す。
こういうのは、あんまり使われてはいないわけですが、しかしその一方で、批判する人も
(ほとんど)いません。
で、私も「やっぱり kotaco って言い方しか無いんだろう」と思っていたんですね。
しかし最近、Wikipedia で各国語の「コタツ」の表現法を調べていたんですが、中国語のペ
ージに「暖卓」って書いてあるのを見て hejt-tablo と表わすことが出来るということに気づ
いたんですね。
とは言っても、私は「kotaco を使うべきではない」とまでは思いません。
hejt-tablo と kotaco の両方を使えば良いと思います。
(終わり)
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