まずフランス語のほうから見ていきますが、「割り勘で飲む chacun paye son verre.」のフ
ランス語の部分をエスペラントに直訳しますと Cxiu pagas sian glason です。
「割り勘にしよう Partageons la note.」は Ni dividu la fakturon で、「今夜は割り勘だぞ Ce
soir, chacun pour soi.」は Cxi-vespere, cxiu por si です。
つまり、2番目の「割り勘にしよう Partageons la note.」だけは「均等に支払う割り勘」だとい
うことがハッキリしているのですが、それ以外の2つの文章は、そうなっていません。
「自分じしんの分だけを支払う」と言ってるように見えますね。
つぎにドイツ語のほうですが、「割勘にする getrennte Kasse führen」をエスペラントに直
訳すると dividitan kason konduki、「割勘にしよう」の1番目の「getrennte Rechnung!」は
dividita(n) fakturo(n)!、「割勘にしよう」の2番目の「Jeder bezahlt für sich.」は Cxiu
pagas por si です。