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エスペラント改造論

103松戸彩苑:2007/03/07(水) 04:21:55
>>102 の続き)

このような言いわけをしておいてから、私が考えたことを述べていきたいと思います。
結局は失敗だらけなんですが、それでも参考にはなると思います。

かつて私は、日本語の「高校」「高」や、英語の high (school) という表現から、alt-ejo と
してしまったら良いんじゃないかと考えたことがありました。

私は以前から痛感していたのですが、エスペラントというのは、略語がほとんど出来ない
言葉なんですよね。
エスペラントで略語ができるのは、エスペラント運動に関する語彙だけだという印象があり
ます。
エスペラント運動以外の分野の語彙について大胆な略語を提案した人というのは、(ほか
にもいるのかもしれませんが)私の知るかぎりではRüdiger Eichholz 氏と Karolo Picx 氏
くらいしかいません。

話を元にもどしますが、「高校」というのは日常的な語彙であり、なんとしてでも短くなけれ
ばならないから、altejo のような破格的な表現でも許されるんじゃないかと考えたわけです。

辞書で調べてみたところ、altejo = altajxo(高い所、高地、丘)とありましたが、altejo の
ほうは空見出し語になっており一般的ではないらしいので、altejo を「高校」の意味で使っ
ても大丈夫かな?と思ったのでした。

しかししばらくして、altejo は、発音のうえで「al TEJO」と区別がつかないということに気が
つきました。
ということで、この表現はまったくダメだと思ったわけです。
---

それから、supera mezlernejo から略して superejo ではどうかとも思いました。

「中学校」は malsupera mezlernejo ですが、これを略して malsuperejo としたのでは耳で
聞いたときに superejo と区別がつきにくいと考えたので、sub か infre を使って subejo か
infrejo とすることを考えました。

まぁ、「superejo = 高校」「subejo、infrejo = 中学校」というのは変だといえば変なんです
が、このくらい短くないと会話がスムースにいかないのではないかと思うんですよね。

なお、旧版のPIVには infre が収録されていたのですが、NPIVでは無くなって、その代わ
りに infra- という接辞として収録されています。
infre もあったほうが、今後、合成語を作っていくうえで便利なんじゃないかと思うんですけ
どね。
---

これでもダメだと言うのなら、いっそのこと hajo という新語根を導入しても良いんじゃない
かとも思っています。

「gimnazio とか liceo とかは固有の語根があるのに、どうして high school だけは supera
mezlernejo などという長ったらしい表現をしなければならないんだろう?」と考えれば、
high school を表わす語根を導入しても構わないような気がするんですけどね。

私が考えたのは、こういったことです。
ほかの人が考えれば、また違った案も出てくることでしょう。


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