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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2

3ファンタ ◆jz1amSfyfg:2010/02/16(火) 06:10:16 ID:ONeV1xYQ
……あ、そういえば一昨日の放課後にあの子も一緒に来てたっけ……よし、この話題なら通じる! そこから名前を引き出さないと。

「えーとさ、一昨日の放課後にまどかちゃんと一緒に3人来てたよね?」
「ああ、青山と山吹と川村の事か」
「その中のさ、一番背が小さくて、少し女の子っぽい感じの顔した子いたじゃん」
「というと青山か」

よし、情報ゲット!

「へぇー、青山君って言うんだ」
「それで青山がどうかしたのか?」
「青山君ってさ、小さいしあんな感じの顔だからさ、女の子かなって思って」

この台詞に対する反応で、まどかちゃんの思っている青山君は、男子か、女子か、少しはわかるはず。

「まあ、確かに青山は女みたいな顔をしているが、アイツはれっきとした男だぞ。第一、お前も一緒にいる時に男子用の制服を着ていた姿を見ただろう」

決まった。
青山君はまどかちゃんには男で通している。何らかの理由でまどかちゃんが嘘をついている可能性もあるけど、まどかちゃんは嘘をつくのが致命的に下手だからなぁ……絶対に態度や口調に何らかの変化があるんだろうけど、それもないって事は、まどかちゃんも知らないって事になる。
一応、念のためにもう一回確認してみよう。

「ちなみに今の野球部の女子部員って何人いるの?」
「今は私、それと明石という一年が入ったから2人だ」

やっぱり、青山君は男子だと思われている。
これで私を誘った事に納得がいった。
しかし、男子と思われてるって事は、青山君は私と同じで元男って事になる。
身体測定とかでは一発で女だってバレるから、身体測定が終わった後に女体化したって事が一番無理がない考えかな。
だとすると、なんで男子のフリを……

「おい、聞いているか?」
「え、あっ、ご、ごめん! 聞いてなかった」
「まったく……私はやる事があるから電話をきるぞ」
「あ、うん、また明日ねー」
「ああ」

電話口から短い返事が聞こえ、少ししてから通話が終わった事を知らせる音が鳴り響いた。


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