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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!2

230こっぺぱん:2013/03/11(月) 23:41:12 ID:J91NApNU
−−−迷う指先の辿る軌跡−−− ⅩⅩⅩⅣ :曖昧な境界線8:

 ワタルははやる心を抑えながら、マキの手を握り、首元に何度もキスをしながら陰部同士を触れさせた。そして、更にはやる心をそれはもう必死に抑えつつ、ゆっくりとマキの中に入っていった。
「う……」
 マキが苦しそうな声を上げた。痛みはまだないが、圧迫感が強く、その感じたことのない感触に頭がおいついていなかった。余裕がないのはマキも同じだった。
 ワタルはゆっくりと浅いところで出し入れを繰り返しながらマキの反応に全神経を集中し、苦しそうな声の中に艶っぽい声が混じりだしたところで、少し深くマキの中に入った。そこで、抵抗感を感じた。ワタルの先端が処女膜に触れたのである。
「先輩……」
「うん、わかってる。いいよ」
 ワタルも苦しそうにそう言うと、マキは笑顔を見せてそう言い、ワタルを抱きしめた。ワタルも体をマキに預け、マキの体を抱きしめた。
 そして、ぐっと力をいれてマキの中に入った。
「んうっ……!」
 お互いにマキの破瓜を感じた。マキがなんともいえない、苦しさや痛みをかみ殺した声をあげる。
 ワタルはマキの様子に注意しながら、ゆっくりと出し入れを繰り返す。自分の快感よりも、マキのことばかりが気になってしまうのは、ワタルの優しさと自制心の強さから来ているのかもしれない。
 が、マキはそんなワタルの気持ちをわかっていた。
「ねぇ、いいよ、もっと動いても。キミも辛いでしょ?」
「でも先輩、痛いでしょう?」
「痛いくらいどうってことないよ、私は女剣士だよ?」
 動きを止め、心配そうにマキを見つめるワタルに、マキは笑顔を見せてそう言った。汗ばんだ額にかかる黒い髪がなんともいえず艶っぽかった。
 その後のことを、ワタルもマキもよく覚えていなかった。二人とも必死で、二人とも恥ずかしくて、二人ともわけがわからなかった。お互いにそうだ、ということ以外はよく覚えていなかった。
「先輩……!」
「中は、だめだよ、お腹の上に……」
 その言葉がワタルをより興奮させ、ワタルを絶頂に導いた。マキは制服の上着をたくし上げ、ワタルは寸前で自身をマキの中から引き抜くと、マキを抱きしめたまま達した。マキの白くて痩せたお腹の上に、濃い白のどろっとした液体がはき出される。
 二人とも、しばらく荒い息をするだけで、言葉も交わせなかった。
 こうして、マキは女になり、ワタルは二つの意味で男になった。


 −続く−


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