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YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
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「いい加減はじめて良い? 後が支えてるのよ」
「「はい、すみません」」
悪ノリして教室内を賑わしていた男子達が元の席に戻ると小声で談笑する者が多くなる。
やや冷え固まっていた空気が温まり、いつもの様相を呈し始める。
「静かにー」
「全くだ。静かにしろよお前ら」
「「「「「お前が言うな!」」」」」
野次が何十音にもなって飛んできた。やれやれ、さすがモブ。息がぴったりだな!
「――実は、転校生が一人いてね」
「!」
思わぬ、急展開ぶりに俺の思考が停止した。
当然ざわついていた教室は更に喧騒を増し、誰もが予想外の事態に周囲の様子を窺った。
「転校生って……まじか」
「珍しいね。どんな子だろ」
栄も驚いているようだ。
何しろ、こんな半端な時期に2-Hに編入してくる奴がいるなど不意打ちもいいとこだった。
なぜなら、ここは中高一貫の固定学級。ゆえにその顔ぶれもこの四年間一緒であり、クラス
仲が良くとも外の世界には疎いような特異性を併せ持つ、そんなクラスだ。
そんな閉鎖された場所に転校生が来る――?
「転校生って、2-Hではないんですよね?」
「残念ながらここのクラスよ」
更にざわつく。心臓の鼓動が激しくなり、別種の感情が入り混じったような感覚に襲われる。
なんだ、この感じ。
「うわー、本当に転校生来るんだー」
まるで夢物語を見ているようなものだろう。栄は感嘆の息を洩らす。
でも俺は違う。好機や珍しさだけではこうはならない、複雑怪奇な感情を抱いていた。
「海外からの帰国子女さんでね。正直、めっちゃ可愛いわよ」
男子諸君が妄想するであろうまるで理想上の条件でしかなかった台詞を聞き、教室内の空気
は最高潮に達し、調子づく者まで現れる始末だ。
「栄、俺は嬉しいんだよな」
人の気持ちなど解るわけなどないのにその滑稽さすら忘れて、俺は後ろに振り返り栄に尋ねた。
他人の目に映る俺を、なぜだか無性に知りたかった。
「さぁ……僕に聞かれても。というか彰二の顔怖いよ?」
怖い……?
「そんな顔してる?」
「してるよ、してる……っ! 怖いからずっと前向いてて欲しい」
「ぬっ」
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