レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
YOU、恥ずかしがってないで小説投下しちゃいなYO!
-
「―――なぁ、どうなんだよ?」
藪から棒に初紀が俺に話題を振るが、主語が欠けていて何が言いたいのかさっぱりだ。
「何が"どう"なんだよ?」
俺は当然のクエスチョンで返しながら、傍らに置いといた紙パックの茶を口に含む。
「青色通知、来てんだろ? 役所から」
霧散。
口から勢い良く吹き出た茶は一瞬だけ空に虹を描き、僅かに口に残った茶は俺の気管支に見事なオウンゴールを決めた。
……くそっ、思いっきり噎せちまったじゃねぇか! わざとやってんのか?!
「げほっ、けほっ……何で俺に青色通知が来てるってコトになってんだよ?!」
……いや、実際にはちょっとした山開きが出来る位に玄関に放置されてんだけどよ。それを前提に物事を進めようとしてる初紀に腹が立つ。
「俺もしてないことをお前がしてるワケねーだろ?」
「だっ、だから何で決めつけんだよ」
「お見通しなんだよ、お前のことなら何でも」
言いながら俺のデコをつつく初紀。端から見たら完全にバカップルじゃねぇか。別に今の初紀なら悪い気はしな…………いかん、正気よカムバック。
「……はぁ。他人様が聞いたら誤解するようなこと言うんじゃねーよ」
寸でのトコで俺は正気を取り戻せたらしく、普段の素っ気ない素振りで切り返すことが出来た。
「あははっ、だいじょぶだいじょぶ。誰も来ねぇって、こんなとこ」
……論点はそこじゃねぇだろ。このバカはホントに天然だな、救いようがない。口元で手を合わせながら笑う仕草が愛らしくてまた腹が立つ。
―――"青色通知"。
正確かつ厳密に言うならば
"異性化疾患に於ける性別選択権の行使についてのお知らせ"だったっけけか……長ぇ。
その中の小難しい文章を身も蓋もなく要約すると、『男でいたいなら相手を寄越すからとっととヤッちまえ』的な通知だ。
お国様が把握しうる限り、漏れなく思春期真っ只中のチェリーボーイの皆様に誕生日の数ヶ月前からしつこく送られてくるらしい。
どうやって把握してんのか知らないが『それってさ、プライバシーの侵害じゃないの?』って、お昼のおば様たちのアイドルにまで言わせるまでだった………とはウチのお袋の談。
その封書の色と、通知が来た際の自分の顔面の色を総じて"青色通知"っていう通称が広まったらしい。ホントかどうかは知らん。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板