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危ない大学・消える大学(島野清志著)について語ろう!

75大学の括りは、なぜ生まれたか①:2019/08/16(金) 14:33:55
◆大学の括りへの疑問
「早慶」「MARCH」「日東駒専」「大東亜帝国」…
大学受験シーンに多大な影響を与えているフレーズがある。それが見出しの早慶、MARCH、日東駒専、大東亜帝国などの括りだ。
日本においては、「いい大学」というのは即ち「入試が難しい大学」のことになっている。入学試験の偏差値をもって大学を評価するのが一般的だ。卒業後の学生を評価するわかりすい指標がないため、大学の偏差値は固定化する傾向にある(高校は大学進学実績というわかりやすい指標があるため、偏差値はまだ変動しやすい)。だから競争原理が働きにくく、大学の序列は50年前とほとんど変わらない。
「早慶」は筆者が受験した時にもあった括りだが、それ以外は筆者が社会人になってはじめて聞いたものだった。何故このようなフレーズが生まれたのか興味が湧く。「MARCH」は、かなりの名キャッチコピーだ。ただその括りによって得する大学もあれば、迷惑だと思っている大学もあるだろう。誰がどのような意図でこのようなネーミングを考えたのだろうか。筆者自身は商売柄、「大学の括り」には興味がある。あまりやったことないタイプの仕事ではあるが、一発奮起ここで、大学の括りの由来を調べてみることにした。
◆「MARCHの由来」の定説
早速だが、MARCH、日東駒専、大東亜帝国の括りの由来についての調査結果を発表してみたい。
これらの私立大学に関する括りの多くは、『螢雪時代』によって作られ、一般メディアや予備校などが追随し、定着していったということが定説になっている。『螢雪時代』とは、旺文社発行の大学受験雑誌。1932年(昭和7年)創刊と歴史は古く、1970年代頃までは多くの受験生に読まれていて、特に当時、大手予備校がなかった地方都市の受験生にとっては、バイブル的な存在だった。
まず、MARCHから始めよう。「MARCH」とは、明治大学(M)、青山学院大学(A)、立教大学(R)、中央大学(C)、法政大学(H)という東京の私立5大学を総称した括りだ。この大学群を単位とした特別な交流などは存在しておらず、基本的には大学受験の難易度や、就職活動等における学生のレベルを表す括りとして使われている。大学受験が昭和だった人間にはあまり馴染みがないかもしれない。平成以降、特に21世紀になってから大学受験をした人間にとっては、聞いたことがある確率が高くなる。そして今や受験業界だけでなく一般にもよく知られるようになった。
MARCHはアルファベットにして、その単語自体にも意味があるようになっている。よりコピーライティング的な要素が強い括りだといえる。
その由来は、WikipediaのMARCH(大学)には以下のような記述されている。
“『MARCH』という大学グループ名は、受験専門誌『螢雪時代』の編集長である代田恭之が考案したもので、「大学進学率が1割を超えた昭和30年代、大学がエリート期からマス期に移行するのに従って、私大グループの呼び名を、合格発表のある『3月』のMARCHにかけて名付けたのが始まり」だという。”
記事等で、代田氏がどのようにしてMARCHなどの括りを思いついたかの語っている。そこに書かれているエピソードをざっくりまとめると以下のようなものになる。
“当時、代田氏は全国の大学や高校をまわって大学受験をテーマにした講演をすることが多かった。そんな中で、聴衆が退屈して眠くならないようにインパクトのあるフレーズを準備する必要があった。そこから色々な「大学の括り」のフレーズを遊び心で考えた。その中に「KWAMARCH(クワマーチ)」と名付けた括りがあった(K=慶應、WA=早稲田、M=明治、A=青山、R=立教、C=中央、H=法政)。彼が映画「戦場にかける橋」のテーマ音楽「クワイ河マーチ」が大好きだったのでそれを捩ったという。しかし読みにくい。また代田氏が早稲田大学出身だったこともあり順番を入れ換え「WAKMARCH(ワックマーチ)」と名付け、講演などで語った。そのうちWAKが切れて、「MARCH」だけが残って使われるようになった。”
ただこのエピソードが事実だとすると、MARCHは当初3月の意味ではなく、行進曲の意味のマーチだったということになる。


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