① 非想非非想は、想うでもなく想わないでもないという、その名が示す
ようにまだ意識が残っている。悟りの境地と誤りやすい。
② 魔境には非想非非想を続けることで入る。ここでは、鮮明な映像世界で
心の奥底を試される。心を試されるのだから当然、意識がある。
③ 想受滅。魔境を無事渡ると脱魂し、想受滅に落ちる。意識が消滅する。
④ 霊魂が突然、白い霧の世界に出現、その中を猛スピードで飛行。
霊魂には意識があり、意識は清浄な霧に100%満足している。
⑤ 成道。その霊魂が坐禅中の身体に生還できれば成道(悟り)である。