したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

グノーシス

1名無しのひつじさん:2015/05/03(日) 09:42:29 ID:2uQmnQCk0
グノーシス全般について扱う

2名無しのひつじさん:2015/05/03(日) 09:46:16 ID:2uQmnQCk0
グノーシスとは何か。これについてはメッシーナ定義がある。
(1966年、イタリア、メッシーナにおける国際会議)
 
① 反宇宙的二元論
② 人間の内部に「神的火花」「本来的自己」が存在するという確信
③ 人間に自己の本質を認識させる救済啓示者の存在
 
わたしはこれを、①は反ユダヤ教 ②はプラトン流の霊魂肯定
③はキリスト教の、イエス・キリスト信仰だと思う。
 
似ているようだが、①において大きく違うのではないだろうか。
わたしの場合、反宇宙的二元論の出所を問題にしている。


グノーシスには、ウァレンティノス派、パシレイデース、
マルキオンという、代表的流れが三つある。 
 
このうちマルキオンは、聖書からユダヤ教の影響を排除した
福音(ルカ福音書)と手紙(パウロの手紙)を自ら作成、
これを自派系教会の聖典とした。
 
異邦人であったマルキオンは、民族神のヤハウェとは縁のない、
「異邦の神」を至高神として登場させた。この神が無償の愛から、
人間を救済するという筋書きである。人間は罪で真っ黒。
〜原罪論・贖罪説がどうなっているかは不明。

キリスト教はユダヤ教の影響を色濃く受けている。マルキオンは
異邦人だったから、ユダヤ教の影響を排除したいと考えたのだろう。
その気持ちはわかるし、そこにかれの先見性、独自性がある。

3名無しのひつじさん:2015/05/04(月) 07:05:50 ID:2uQmnQCk0
グノーシスには、ウァレンティノス派、パシレイデース、
マルキオンという、代表的流れが三つある。 
 
このうちマルキオンは、聖書からユダヤ教の影響を排除した
福音(ルカ福音書)と手紙(パウロの手紙)を自ら作成、
これを自派系教会の聖典とした。
 
異邦人であったマルキオンは、民族神のヤハウェとは縁のない、
「異邦の神」を至高神として登場させた。この神が無償の愛から、
人間を救済するという筋書きである。人間は罪で真っ黒。
〜原罪論・贖罪説がどうなっているかは不明。

キリスト教はユダヤ教の影響を色濃く受けている。マルキオンは
異邦人だったから、ユダヤ教の影響を排除したいと考えたのだろう。
その気持ちはわかるし、そこにかれの先見性、独自性がある。

4名無しのひつじさん:2015/05/04(月) 07:08:41 ID:2uQmnQCk0
グノーシス三代表のパシレイデースの説は興味深い。
 
「存在しない神」が、何か種子のようなものを投げ落とし、
下に置いた。この種は宇宙のあらゆる萌芽を自らの内に秘めていた。
ここから世界は創造される、というのである。
  
種からは三つの子性が生まれる。第一の子性は非常に軽微で、種を
出ると直ちに神のところに帰る。第二の子性は鈍重であり、
聖霊の力によって上昇するが、神のもとには到れない。そのため
上位世界と下位世界の境界として留まる。
第三の子性は非常に鈍重で下の世界に留まって浄化を必要とする。
物質世界にはそのほか、地上世界と天上世界が創造される。
 
さてここで、存在しない神からの介入がないのに、
聖霊から福音が生じ、順次下降し始める。

5名無しのひつじさん:2015/05/04(月) 07:10:53 ID:2uQmnQCk0
この福音で、天上世界の住民、地上世界の住民の回心が始まり、
イエスに福音が達したとき、福音の火が点火されて受難、
イエスの第三の子性がついに上昇を遂げる。
 
イエスの受難と救済が第三の子性の幕開けになる。
イエスの後を追って第三の子性が次々に「存在しない神」へと昇り、
やがてそのプロセスが終了する時が来る。
 
そのとき、上の世界に入ることのできない存在が居残るが、
神はかれらを憐れみ「大いなる無知」を与える。
何も知らないから残された者に妬みが生じることもなく、
こうして世界はハッピーエンド?で終了する。

6名無しのひつじさん:2015/05/05(火) 08:34:19 ID:2uQmnQCk0
このパシレイデースのどこが興味深いかと言えば、
子性だとか福音だとかイエスだとかを全部削除してすっきりさせたら、
命と物質の二元論に似た話になるからだ。
 
「存在しない神」とは、非物質的な存在であって「命」そのもの。
「種子」とは、大地(物質)に宿った「命」であり、「形ある命」である。
「大いなる無知」とは、エデンの園を守る「龍神様」のことである。
 
「聖霊」は、イエスも福音も無関係、身体的なものと心魂的なものを、
自分から分離することによって体験できる。難しいけどね。
グノーシス三代表の中では一番気にいった。

7名無しのひつじさん:2015/05/05(火) 08:37:15 ID:2uQmnQCk0
ウァレンティノス派プトレマイオス 〜 筒井賢治著『グノーシス』より
  
まずプレーローマという充満領域、上位世界がある。
そこには30人の神々(アイオーン)が住み、その頂点に立つのが原父の
プロパトール(至高神)である。彼には妻エンノイアがいる。
この二人以下、男女の対で神々が順次並び、15組合計30人になる。
   
プロパトールはその子ヌース(叡智、理性、独り子)のみ認識できる。
しかし他のアイオーンには認識できない。ソフィア(知恵)は30番目の
アイオーンだが、父を知ろうという情熱に取りつかれ、その結果、
危うく中間界に落ちそうになる。それをプレーローマの番人ホロスに
辛うじて救われ、ソフィアは自分の思いを中間界に捨てる。

8名無しのひつじさん:2015/05/05(火) 08:38:33 ID:2uQmnQCk0
ソフィアの出来事の後、ヌースはその再発を防ぐために「キリスト」と
「聖霊」という新たな対を流出する。これでプレーローマは安定し、
その返礼に全プレーローマは一致団結、「イエス」とその護衛役である
天使たちを流出する。ただし、イエスと天使たちは対ではなく、男性格の
独り者である。イエスはソーテル(救い主)とも呼ばれる。
   
さて、ソフィアが中間界に捨てた思いが、女性格・アカモート(知恵)
である。これは「下なるソフィア」とも言われる。
アカモートは、キリストの憐れみによって、存在に基づくかたちを知った
とき、自分の惨めな境遇に動揺し、悲しみ、恐れ、落胆、無知といった
感情に取りつかれる。→ 物質的なものが成立
同時にキリストを通し、自分の出自がプレーローマであると知り、
アカモートに立ち返りという性向が生じる。→ 心魂的なものが成立
ついでソーテル(救い主)がアカモートに遣わされ、
感情から解放されたアカモートは喜びのあまり → 霊的なものを出産

9名無しのひつじさん:2015/05/06(水) 07:08:47 ID:2uQmnQCk0
ここから世界の創造が始まる。
アカモートが「心魂的なもの」から「デミウルゴス」を造る。
デミウルゴスが「心魂的なもの」と「物質的なもの」から天地を造る。
ただし人間は、「物質的」+「心魂的」+「霊的」になる。
 
霊的なものは、アカモートによってデミウルゴスに植えつけられる。
それもデミウルゴスにわからないように。
 
この霊的なものが完成するとき、アカモートは中間界を離れ、
プレーローマに入り、花婿であるソーテル(救い主)を受け入れる。
霊的な人々も心魂的なものを脱ぎ捨てて霊になり、プレーローマに入り、
ソーテルの従者である天使たちの花嫁になる。
 
これが花婿と花嫁であり、全プレーローマが「新婦の部屋」になる。
人間はすべて新婦、すなわち女性の側に位置づけられる。

10名無しのひつじさん:2015/05/06(水) 07:10:52 ID:2uQmnQCk0
プレーローマの真の安定は、人間がプレーローマに帰還することによって
初めて回復する。ソフィアの過失はその時に完全に償われる。
その時こそ、この世界に残された、心魂的なもの、物質的なものが、
すべて燃え尽きて無に帰する終わりの日だw 終わったねw
 
人間の救済は古い時代から、結婚に喩えられて来たようである。
新約聖書にも新婦の話があるよね。
聖なる結婚、ヒエロス・ガモス(ギリシャ語)は術語にもなっている。
これには真理の秘密に迫るような響きがある。

11名無しのひつじさん:2015/05/06(水) 07:12:48 ID:2uQmnQCk0
 
ヨハ8.14「自分がどこから来たのか、そしてどこへ行くのか・・・」
一コリ8・6「万物はこの神から出、わたしたちはこの神へ帰って行く」
 
神→神の一元論 ・・・ 地上で生きる意味が見えてこない。
人は地上で、なぜ苦しんでいるのかとw

12名無しのひつじさん:2015/05/07(木) 10:08:25 ID:2uQmnQCk0
グノーシスにおける罪と救済
 
①マルキオン
 人間の心はなぜか真っ黒 → 至高神の無償の愛によって救済される
 キリストは、至高神から派遣された救済啓示者である。
 救済されるのは、霊魂のみであり、肉体は滅びる。
②パシレイデース
 人間の心には鈍重なものがある → 福音によって回心、救済される
 イエスの受難によって、心魂的なもの、物質的なものが滅びる。
 霊的なものだけが救われる。
③ウァレンティノス派プトレマイオス
 ソフィアの過失 → それは「聖なる婚姻」で救済される
 心=心魂的なものと、物質的なものを脱ぎ捨てることにより、
 霊的なものだけが救われる。→ プレーローマにヌースが流出した対、
「キリスト」と「聖霊」が救済の基本型になる。

13名無しのひつじさん:2015/05/07(木) 10:10:43 ID:2uQmnQCk0
この世の罪や悪はどこから生じるのか?
 
世の中の貧病争を見れば、人間に罪や悪があることは認めざるを得ない。
キリスト教だけでなく、グノーシスも仏教もそれを認めている。
しかし、唯一の善なる神がこの世を創造したとすれば、
なぜ罪や悪が存在するのかを説明できない。
善なる神が、罪や悪を造り出す理由がまったくないからである。
 
キリスト教は、この世を否定、あの世に幸福を想像する。
グノーシスは、この世の創造神を否定、至高神のプレーローマを想像する。
仏教も似たようなものであり、死後に涅槃を想像している。
 
どれもこれも、生きるのではなく、死ぬことを目標している。
死ぬことが目標では病的だろう。どこかが間違っているのではないか。
どこが間違っているのだろうか。

14名無しのひつじさん:2015/05/07(木) 10:17:05 ID:2uQmnQCk0
普通、神の定義は次のようなものだろう
① 神は唯一である
② 神は全知全能である
③ 神は天地を創造した
④ 神は善である
 
このうち、まず④が問題になる。
善なる神が、罪や悪を生じさせるわけがないからである。
結論から言えば、物質から罪や悪が生じている。
③も誤り。神は命であり、物質宇宙を創造することはできない。
人間も含め生き物は、命と物質が合体した、矛盾した存在なのである。
②も誤り。神は生き物を通じ、この地上に影響を与える。
 
①だけが正しい。神は命であり、命以外の神はどこにも存在しない。

15名無しのひつじさん:2015/05/08(金) 08:21:25 ID:2uQmnQCk0
では逆に、神を命とし、物質世界と切り離せば説明がつくか
① 神は唯一である → ○
② 神は全知全能ではない。全知であっても全能ではない。
③ 神は天地を創造していない。生き物を創造しただけである。
④ 神は善である → ○
 
神が命なら、神の力はそれだけ小さくなる。
しかし、自己矛盾して、罪や悪の由来に苦しむことはなくなる。
罪や悪は、生き物が物質に依存することから生じる。
命と物質の二元論にすれば、罪や悪を矛盾なく説明できる。
 
ビッグバンで、命と物質宇宙が誕生したのである。
もともとひとつだったから、命と物質とは合体することができる。
それだけでなく、命は自分の片割れ、物質を目指している。
物質と合体することによって、形を持つことができるからである。

16名無しのひつじさん:2015/05/08(金) 08:22:48 ID:2uQmnQCk0
1ヨハ8.14「自分がどこから来たのか、そしてどこへ行くのか・・・」
一コリ8・6「万物はこの神から出、わたしたちはこの神へ帰って行く」
 
神→神の【一元論だと】 ・・・ 地上で生きる意味が見えてこない。
人は地上で、なぜ苦しんでいるのかとw
神へ帰ることが目的なら、最初から神のところに居ればいいわけであり、
人間を地上に造る意味がなくなってしまう。バカじゃないかとw
 
しかし、命と物質の【二元論】だとしたらどうか。
神の目的は、命そのものがこの地上に登場することなのではないか。
それなら苦労のし甲斐がある。神と共に歩むわけだから。
どんなに苦労しても底抜けに苦労できる。
 
一元論は病的だが、二元論は健全だと思わないかw

17名無しのひつじさん:2015/05/08(金) 08:28:43 ID:2uQmnQCk0
キリスト教の一元論が、悪魔サタンを生み出した! 
  
創1.1「初めに、神は天地を創造された。」
ここに、キリスト教における「一元論」の出発点がある。
善なる神が天地を創造した以上、地上に罪や悪が発生するわけがない。
でも実際には、罪や悪がはびこっている。
 
なぜなのか。創世記には、蛇がアダムとエバを誘惑し、二人はその結果、
神によってエデンの園を追放されたとある。
悪いのは蛇ではないか。こうして蛇に、罪や悪の責任を全部押しつける。
蛇は堕天使であり、悪魔ということにされたのである。
 
この考え方には、悪魔を神が造ったことにし、神はその悪魔をどうする
こともできないという、二重の冒涜が潜んでいる。

18名無しのひつじさん:2015/05/09(土) 11:48:20 ID:2uQmnQCk0
神の問いに、アダムはエバに、エバは蛇に責任を転嫁しようとする。
蛇を悪魔と見なすのは、それと同じ責任転嫁ではないだろうか。
自分が悪いことには決して気づこうとしない。
それこそが罪であり悪なのに。
 
不思議なことに、蛇は責任を神に転嫁しない。
蛇は沈黙する。
  
ヨハネ1.1-3 「初めに言葉があった。言葉は神と共にあった。
言葉は神であった。この言葉は、初めに神と共にあった。
万物は言葉によって成った。成ったもので言葉によらずに成ったものは
何一つなかった。」
これも創世記冒頭の「一元論」に基づいているね。

19名無しのひつじさん:2015/05/09(土) 11:55:34 ID:2uQmnQCk0
蛇、すなわち悪魔の誘惑は、人間の思いを物質に執着させることにある。
育ち盛りの子供に欲がなければ、あっさり死んでしまうだろう。
そうならないように、悪魔が子供の心を刺激して死なないようにする。
人間は悪魔がいるから地上に根付くことができる。
それゆえ、悪魔は神の目的(命と物質の合体)に仕えていることになる。
 
しかし、年齢的に下り坂になれば、死ぬことを学ばなければならない。
人間と悪魔との関係は、人生の途中で逆転する必要がある。
悪魔の誘惑から離れられるか否か。
これは自由意志だから、その人間の責任になる。
離れられなければ、悪魔的な性格が徐々に身につくだろう。

20名無しのひつじさん:2017/05/08(月) 20:13:18 ID:SIiIu./.0
S牧師と金ちゃんのFBのアクセス数って段違い!
     ■■■■■■■■■■■■■■■
    ■■                  ■■ 頭悪いんだから素直に注卒でええやろ!滑稽な偽学位で騙さんても!
    iiiiiii                    iiiiiii
    iiii     __        __    iii 数々の不祥事、 パワハラや強姦紛いの宗教を騙った暴力!
    ii    /               \   ii    
   |                        | 金銭トラブルに嘘の総会、反抗する者には83で恫喝!
   |                         | 虚偽宣伝、自意識過剰な虚栄心!
   |      \          /      |  やり直し出来るなんて真っ赤な嘘、何人の人を神から遠ざけましたか?    
  /   _ _                   _ _  \ 
  |                           | 神学的知識も自慢するが間違いだらけとある牧師が笑ってました!
  |                           |  
  |            |  |           |    
  \                           /  
   |   __/   ●  ●   \__   |       
   |        ______        |  
   |        \       /        |  
   |         \    /         |  周囲の牧師と異常な競争心を燃やす♪ 
    |            \/          |  下らない自己顕示欲が幼稚♪
    \_______________/ それも年下の牧師に嫉妬ばかり♪ 若い牧師から嫌われている♪
牧師金ちゃん、まだしゃぶって末世!目的は自分の名を挙げ上座に座ることや♪
今も元◎X△を強調しそれをひけらかせては周囲を恫喝!
教会を離れた信徒の悪口に陰口、自己正当化を謀る様々な愚行!
日本の教会の未来はまるで自分の肩にかかってるかのようにかっこ良く語るが、とても尊敬できるような人ではない!


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板