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Jーハウス@キリスト教会について語る
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名無しのひつじさん
:2005/10/02(日) 00:09:36 ID:AOW3WgvU
プロテスタントの中にある様々な宗派の中で唯一増えているのは、エバンジェリカル(福音派)といわれる人々です。1990年に自分がエバンジェリカルと答えた人は24万人強と極めて少数でしたが、2001年には103万人強と大幅に増加しています。彼らは、以前はプロテスタントの中の40%程度を占めていましたが、現在では60%を占めるまでになっています。プロテスタントの数が減るなかで、唯一増えているのがエバンジェリカルなのです。
主流派プロテスタントはアメリカの価値を作り上げてきた人々です。大学や病院を設立し、社会改革、社会的平等や人権の確立などリベラルな価値観を作り上げるうえで重要な役割を果たしてきました。これに対して、エバンジェリカルは、ファンダメンタリスト(原理主義者)といえます。いわば、聖書の原点に戻ることを主張している人々です。プロテスタントの中で主流派とエバンジェリカルは対立する存在でした。主流派は穏健派であり、かつては共和党支持が多かったのですが、最近では民主党に近くなっている人が多くなっています。両派の対立は、1925年の進化論を巡る裁判にまで遡ることができます。聖書の教えを忠実に守ろうとうするエバンジェリカルは、進化論を否定していました。その論争を経て、エバンジェリカルは自分たちの価値観がアメリカ社会に受け入れられないと知り、活動の方針を聖書に基づく教育を行なう学校を設立したり、出版社を作り、草の根の宗教運動を展開するようになります。
主流派プロテスタントがアメリカ社会に埋没し、宗教的なアイデンテティを失うなかで、エバンジェリカルはますますその宗教性を強めていったのです。それはアメリカの保守主義運動の展開と類似しています。アメリカの保守主義革命に関しては拙著『アメリカ保守革命』(中央公論)をご参照ください。政治的には、エバンジェリカルは共和党の中で影響力を増していきます。かつてエバンジェリカルの半分は民主党を、半分は共和党を支持していました。しかし、最近では2対1で共和党支持者が多くなっています。現在、共和党員の半数はエバンジェリカルであるといわれています。一般的にいって、エバンジェリカルは社会的、経済的に保守的な立場を取っています。彼らは聖書の教えがすべてであり、同性結婚や人口中絶などは聖書の教えに反すると強く反対しています。
実は、エバンジェリカルはブッシュ候補の強力な支持母体なのです。アメリカ社会は80年代以降、急速に保守化してきました。その大きな保守化の流れは今も続いています。それを象徴的に示す事例の1つが、エバンジェリカルの勢力の拡大といえるかもしれません。エバンジェリカルは、今回の選挙は「スピリチュアル・ワー(精神的な戦争)」であると主張しています。彼らは道徳問題を積極的に取り上げています。ある信者は「大統領選挙で誰に投票するかは聖書の教えに従う。すなわちプロライフ(中絶反対)を支持することである」と語っていますが、それはブッシュ候補を指すことは明白です。
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