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日本茶掲示板同窓会
37
:
キラーカーン
:2017/03/10(金) 23:26:50
5.2.2.4. 双方向性から誰もが発信者へ(個人とマスコミとが台頭に)
5.2.2.4.1. 双方向性の結果としての個人の報道記者(マスコミ)化
インターネットには、インターネット全体の管理者が存在しないことは周知の事実である(企業内ネットなど個別のネットには管理者がいるが)。このため、インターネットプロバイダーに加入していれば、インターネットの利用は自由である。また、最近は技術の発展により、通信速度及び通信技術(特に動画配信)において格段の進歩を遂げ、個人が事故現場に行って、そこから撮影した動画をインターネットで全世界に中継することが可能となった。
この時点で、大衆への情報発信はマスコミ或いは論壇の専有物ではなくなった。これまで、マスコミを通じてのみ情報発信が可能であったのが、インターネット回線への接続環境があれば、個人でも全世界に向けて情報発信することが可能となった。
これまでは、マスコミの「編集」により自身の意図が十分に伝わらない(或いは「捻じ曲げられた」)場合であっても泣き寝入りするしかなかった一般大衆が、「実際はこうである」とマスコミの報道に対して堂々と反論することが可能となった。特に「報道しない自由」を行使されていた右派の市民活動は自身によるネット中継に活路を見出した。この点からもネットと右派との相性の良さが見受けられる。
最近では、記者会見を自社のホームページに「ノーカット」で掲載するのが一般的になっており、国会中継もインターネット中継ではそのようなっている。マスコミがニュースで「編集」した個所そして、その編集の意図が明らかになるようになっている。これは、マスコミの「情報操作」、極論すれば、「嘘」を見抜く或いは報道被害を防ぐための道具としてインターネットが重要な役割を果たしていることを意味する。これが、マスコミと所謂ネット民との対立の構図となっている。
有名な例では、尖閣沖での海上保安庁の巡視船と漁船との衝突事故のビデオを「流出」させる際に、マスコミではなく、「youtube」を選択したように、「事実」を発表するのに、マスコミではなく、ネットを選ぶことも見られている。このように、マスコミは「報道機関」としての信用度が目に見えて落ちてきている。
5.2.2.4.2. そして我が国のマスコミのWEB版からコメント欄が消滅した
インターネットが普及したことにより、既存マスコミもインターネットへの対応を迫られた。当初は、既存の紙媒体のネット化による配達業務の合理化、読者からのコメント・問い合わせといったものであった。しかし、インターネットが普及し始めた時期と「歴史認識論争」の盛り上がった時期が重なっており、また、日韓W杯を巡る報道からも、マスコミの「角度をつけた記事」 に合わせた報道がインターネットを通じて市井の人々に広く共有されることとなった。
そのような「マスコミの横暴」に対する反感・批判がコメント欄に向かうこととなった。これは、マスコミだけではなく、「ご意見聴取」という名目で掲示板が設置されていた各種団体も同じであった。本稿でいえば、先に述べた韓国民団のHPにあった掲示板がそうであった。そのような批判が多くなった掲示板は旧来の「情報の発信者(マスコミ)と受け手(市井の人々)」という「一方通行」的な関係に慣れきっており、インターネットの普及・発達によってもたらされた「双方向」ひいては「対等」という関係を理解することができず、また、耐えることもできず、そして、順応することもできなかった。
この結果、我が国のマスコミのWEB版からは記事に対する読者からのコメント機能が消滅していった 。
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