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日本茶掲示板同窓会

34キラーカーン:2017/03/07(火) 22:27:54
5.2. インターネットでの情報発信に対する既存マスコミの反発と対応
5.2.1. 総説
 21世紀に入ってブログやSNSも普及したこともあり、インターネットでの発言・表現手法も発展してきた。インターネット初期には文字情報だけであったが、現在では、文字情報のみではなく、音声、画像(静止画、動画双方)による発言・表現手段も一般化した。そのようなインターネット環境の変化に伴い、ネットでの「炎上」の主な舞台が、掲示板⇒ブログ⇒ツイッターと変化してきていることも、インターネット環境の発展の証左でもある。

 本稿との関係でいえば、「ネトウヨ」が「ネット右翼」であったインターネット黎明期(2002年より前)ほどの圧倒的存在感は失っているが、我が国におけるインターネット文化の代表的なものとして「掲示板文化」を挙げることについては異論が少ないであろう。それは、今現在においても、インターネットの代表的存在として「2ちゃんねる」の名前が挙がる事にもその影響は明らかである。

 我が国の掲示板文化の特徴として、発言が「匿名」で行われることがある。筆者がインターネット普及前に参加していたパソコン通信サービス「ニフティサーブ」の「会議室」では、「ニフティサーブ」のIDが表示されることから、当該会議室での匿名性は事実上存在しないに等しかった。

 また、我が国では、「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」による判断基準が優勢であることから、「実名」で社会的問題(特に政治問題)に関して意見を発表することによる不利益が大きく、「実名」の知名度が上がることによる利益(≒売名効果)が明白でない限り、市井の人が実名で発言する利益はまず考えられない。このことから、匿名で「本音」を語れる匿名掲示板は広く受け入れられた。掲示板からブログやSNSにインターネットでの発言手段が変化しても、「匿名性」の文化は変わることなく受け継がれている。

 そして、そのようなインターネットの特徴が既存マスコミからの「敵意」を向けられ、「インターネットvs既存マスコミ」という対立構造が生まれている。


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