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日本茶掲示板同窓会
33
:
キラーカーン
:2017/03/07(火) 00:18:11
5. 「ネトウヨ」の時代(第二次安倍内閣成立以降)
5.1. 総説
5.1.1. 「ネトウヨ」の最大公約数的内容(最早「ネット」とは関係ない)
「サヨク」の時代であった「非自民」の時代は2012年の総選挙での民主党の敗北で終わった。そして、今、この時代を言い表すのに適切な言葉を捜せば、「ネトウヨ」となる。首相に返り咲いた安倍氏の政治姿勢が保守的であること、あるいは世論の「右傾化」ともいわれる状況から、反安倍派からは日本が「ネトウヨ化」 しているとの指摘もある。この後に詳述するが、「安倍一強」といわれる状況下で、左派の影響力は低下の一途であり、ネトウヨの声が大きくなり始めているという分析はわかりやすいが、実際には「左派の自滅」により、無党派層が左派を嫌悪するようになったというのが妥当なとこrであろう
これまで述べてきたように、「ネトウト」と「ネット右翼」との間には幾許かの乖離はあるが、現在の世情をまとめると。基本的には、
① 中韓(朝)に厳しい外交姿勢であり
② 移民に厳しく
③ 国民の福利厚生の向上を優先
ということが「ネトウヨ化」の最大公約数的内容になると思われる。
このような内容は「ナショナリズム」と親和性が高く、その意味では、政治的には「右派・保守」に位置するということでは「ウヨ」(右翼)と評されることについては一定の理由がある。欧州では上記「②」を主張する一見排外主義に見える主張を唱える党派を「極右」と称していることも影響しているのであろう。実際には排外主義というよりも、行き過ぎた経済のグローバル化によって貧困層に転落した(転落しそうになっている)中間層の反発であり、外国人排斥そのものが目的ではない(「反グローバリズム」を「排外主義」と定義するのであれば、論理的には一貫するが、それでは乱暴に過ぎる)。
しかし、現実の政治家を指して「ネトウヨ」というに至っては、最早「ネット」とは関係がない。百歩譲っても「ネット発」の政治運動がリアルの面でも影響を及ぼしたという程度の意味でしかない。公道で行われている「リアル」のデモ行進を「ネトウヨ」と称するのは、もはや「赤い緑」という程度に矛盾している。
また、インターネットが現代社会に不可欠な社会インフラと化している状況に鑑みれば、「ネット」と「リアル」を区別する実益はないのではないかとも思える。しかし、今後の技術の発達により(特に「VR」及び「AR」)、「リアル」と「ネット」(「サイバー」)を区別・分離する方が合理的である時代が到来するかもしれない。
民主党政権の失敗と「右傾化」する世論の中で、日本国憲法下で安倍晋三氏は初の政権返り咲きを果たした。安倍氏は政権返り咲き後の選挙でも手堅く勝利し、また、外交・内政双方とも決定的な失政がない。この結果、現時点において「安倍一強」という状況が現出しており、他党はおろか、自民党内においても対抗馬がいないといわれるくらい政権基盤は安定している。
このような状況の中で、左派は復活の手掛かりさえ見出していない。先に述べたように、民主党の2012年の下野以降、党勢も低下の一途であり、党勢の回復を期してみんなの党や維新の一部といった「第三極」といわれた政党を吸収したとはいえ、党の支持率から見れば、合併効果は表れておらず、低落傾向は継続していると言わざるを得ない。
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