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日本茶掲示板同窓会

12キラーカーン:2017/02/12(日) 23:45:21
3.5.1. 「ネット右翼」の2大潮流
3.5.1.1. 総論
 インターネットの普及に伴い、色々な組織・団体がWEB上にホームページを開設し、そのコンテンツの一つとして広報と親善を目的に掲示板を開設する場合が少なくなかった。
 広報、交流等を目的とする掲示板という性質上、基本的には掲示板は不特定多数の者に解放されており(誰でも閲覧・書き込み可能)が、その結果として、何らかの「議論」が行われることもあった。これは、パソコン通信時代の「会議室文化」の影響を受けているのかもしれない。
そのような中で、右派的な思想傾向を持つ人々が、自然発生的に「同志」として結集し(緩い)組織化がされていった。その中での2大潮流が「NC4(系)」と「鉄扇会」であった。しかし、NC4も鉄扇会も2002年より前に、ネットにおける影響力を事実上喪失していた。このため、現在の「ネトウヨ」を語る上では直接の関係がないと見なされ、言及されない事が多い 。
 彼らは教職員組合等左派と思われる組織の掲示板に(挑発的に)右派的な書き込みを行い、当該組織構成員若しくはそのシンパと議論を吹っ掛けることも珍しくなかった。このような彼らのネット上での姿勢が「ネット右翼」として認知されるようになっていった。NC4系ではそのような掲示板下の書き込み或いは議論を「出撃」と称していた(この場合、NC4が「出撃基地(作戦室)」という含意がある)。場合によっては、外国のサイトに対して英語での議論も辞さないという事もあった。
 右派側の反論のパターンとしては、「証拠」と「論理的一貫性」を主な武器としていた。これは、井上達夫氏がリベラリズムの条件として挙げた「二重基準の禁止」及び「反転可能性」については敏感である事を意味し、その意味では、ネット右翼こそが「リベラリズム」であるとも言える。その中で、左派による「日本の悪行」の「水増し」或いは「誇張」の度が過ぎるとされていった。そして、議論に疲れた或いは劣勢になることを恐れた左派(サヨク)の掲示板開設者が掲示板を閉鎖するという例も見られた。


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