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日本茶掲示板同窓会

11キラーカーン:2017/02/12(日) 23:42:35
3.4. 左派側の先制攻撃と「自虐史観」及び「サヨク」化への道
3.4.1. 事実認定の甘さから「自虐史観」へ
 前節で述べたような背景で発生した歴史認識論争であるため、同論争は左派側から仕掛け、右派側がそれを防御(否定)するという構図で始まった。
左派側の目的としては、日本軍が悪ければ悪いほど都合がよい。このため、左派は「日本軍の悪行」が事実以上に誇張するという傾向があり、右派はその誇張を「嘘」或いは「捏造」として反撃するのが定番の構図であった。
従軍慰安婦の「強制連行」については、強制連行説の破綻が比較的早期に明らかになり、「広義の強制」や「売春そのものが問題」というように論点が移動していったが、朝日新聞がその「誤報」を取り消すまで25年を要している。
南京事件についてもその事実認定が困難であり、また、論者によって「被虐殺者」の定義が異なる。そして、日本軍の悪を強調したい左派は犠牲者を多く「盛る」誘因が存在するので、可能な限り「被虐殺者」の定義 を拡大し、被害者を「水増し」する傾向ある。この結果、南京事件の被害者を主な基準として、論者が「まぼろし派」、「中間派」、「小中虐殺派」、「大虐殺派」というように分類されるのが通例となっている。
「南京大虐殺」については、現在明らかになっている以上の「事実認定」が事実上不可能である 現状から、「まぼろし派」〜「大虐殺派」の各立場の溝は埋まらないと見られるが、中国の公式見解である「犠牲者30万人」については「水増し」という点で事実上コンセンサスは得られている。

3.4.2. 他国との連携、特に「戦勝国史観」並びに南北朝鮮及び中国の「反日」の利用
 「日本の過去の悪行」を効果的に宣伝するため、近隣諸国の「反日」を利用することも左派の常套手段であった。つまり、「虐殺の被害者(遺族)」、「強制連行の被害者」、「性奴隷」という境遇にある外国人を「広告塔」として使い始めた事である。韓国人慰安婦がその典型例である。
 また、そのような外国人被害者の「発掘」に並行して、左派は「国際共同戦線」を構築していった。日本は第二次大戦の敗戦国であることから、「第二次世界大戦における日本の悪行」を叩き潰した「正義の連合軍」という筋書き にすれば、中国、南北朝鮮のみならず、欧米先進諸国の支持も取り付けやすかった。その最大の成果が国連への食い込みであり、「クラワスワミ報告書」に結実する。

3.4.3. 「左翼」から「サヨク」へ
このように、「日本の悪行」を協調するための「水増し」、「誇張」、(他国による日本批判の主張への無分別な同調の結果としての)「国家意識の欠如」などが「捏造」、「自虐」と右派からの批判を受けるのは必然であったとも言える。
そして、この歴史認識論争を通じて「反転可能性テスト」及び「二重基準の禁止」という他国の「リベラル」では必須と言われるものが我が国の左派(後に彼らは「リベラル」と名乗るようになる)には決定的に欠けていた事が明らかになった 。これを揶揄して「きれいな○○」という表現が広まった 。「ネット時代」の必然としてこの「自己に都合のよい二重基準を駆使する」という左派・リベラルのご都合主義が「満天下にさらされた」ため、ネット上の議論では劣勢に立っていった。
このような経緯をたどり、日本の左翼(左派)は国際基準で言う左翼とは異なるという共通認識ができあがり、「左翼」とは異なる用語で日本の左派を形容する必要が生じ、「サヨク」という語に収斂していった 。


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