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談志がいなけりゃ

2キラーカーン:2011/11/27(日) 01:10:25
日本時間の26日朝に日本に帰ってきましたが、成田空港のコンビニで見たスポーツ新聞の一面トップが

「西本監督死去」

という記事で、関西人としては、こちらの方もショックでした。V9巨人に匹敵するチームを作り上げ、そのあとを引き継いだ上田阪急は 「史上最高」 とまで言われるチームで、阪急沿線に住んでいた私は子どもの頃は、阪急優勝セールのおすそ分けにあずかったものです。

私は、談志師匠と言えば「文化人」あるいは「芸能人」の印象が強く、師匠の落語をまともに聞いたのは片手でも余る程度ですが、「うまい」というより「才気」が前面に出ていた落語だったという記憶があります(もちろん、あのレベルですから技量も「超一流」のはずですが)。

落語をやらない時の談志師匠のあのスタイルは、自身の才気に対する絶対の自信が基礎となっていると勝手に納得していたところがあります。

技量よりも才気を感じさせる落語という意味では、芸風は異なりますが、上方落語では、桂三枝師匠と同じ印象を持っています。

確かに、「うまい」という印象を持つ落語家はある程度数をあげられます(西の『人間国宝』、桂歌丸、仁鶴、米団次(元小米朝)・・・)が、(超)一流の落語家で技量よりも才気を感じさせる落語家というのはそうはいないと思います。

課長さんなら、どう言ったでしょうか・・・


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