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最近の都条例とやらのニュースを見つつ思うこと

4キラーカーン:2010/12/26(日) 02:00:15
確かに、この問題は 「エロ規制と表現の自由」 という古くて新しいといいますか、我々が暮らす社会との関係で普段に問い直される問題であります。昔、読んだ本の中に

ポルノに関する普遍的定義を示すことは不可能である。しかし、全ての人が「あれがポルノである」と指摘することができる

という内容(記憶モードなので、正確な文面ではありませんが)の帯が付されていた本がありました。
 で、このような「エロ規制と表現の自由」を廻る問題であれば、総論として(何らかの規制が必要という意味で) 頑固なすし屋 さんの所論に強いて反対するところはありません。

 ここから 「感情的」反発 との関係になるのですが、この条例案を巡る議論で典型的な例として問題とされているのは

現代仮名遣い版古事記であれば規制の対象外であるが、漫画版古事記であれば規制の対象になる。
 あるいは
「源氏物語」と「あさきゆめみし(源氏物語の漫画版)」との関係

ということです。
 つまり、「エロ規制」ということであれば、媒体を問わず内容によって規制しなければならないというのが、必然的な結論ですが、この条例案の場合

内容ではなく、媒体によって制限される

という内容になっているという点、つまり、 「エロ規制の名を借りた漫画・アニメ弾圧」 条例であるとして、ネットを中心とした反発を食らっているということになります。
 日本では、ネットといわゆる「二次元(漫画・アニメ)文化」は親和性が高いといわれていますので、ネット圏域では 「自己の存在の権力による弾圧」 として反発を食らうということは十分理解できます。

 例として、『「手塚治虫作品」 にもこの条例の制限に抵触すると思われる作品があるが、それの扱いはどうなるのか』、などのと質問したところ、副知事が

手塚作品は「傑作」と評価が定まっているから制限対象外である。悔しかったら、おまえらも「傑作」を書いてみろ。(意訳)

こんな条例案に反対するようでは、リアルのより世界二次元の世界の方が面白いと思っているようなやつは人生が終わっているような感じがする。二次元よりリアルの方が面白いに決まっている。それが分からな奴はバ〇だ(意訳)

とあからさまに、漫画・アニメ愛好者を蔑視するような内容の書き込みをtwitterにしたことも感情的反発を食らっている要因になっています。
 こういうやり取りを目にすると、先の投稿でも書いたとおり、 

真の目的は、小説家都知事と作家副知事の上から目線による漫画・アニメ弾圧

と解釈されても「仕方がない」と思います。ここの「ねじれ」を正さない限り、 頑固な寿司屋 さんの考えられている問題点まで他取り付くことは、この件に関しては不可能だと思います。


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