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巷では、あまり話題になっていない口蹄疫の大流行について

26新八:2010/06/19(土) 13:34:05
今年からは、年に一回の提出で済むらしいのですが(汗
課題図書をモトに論を張れとか言う宿題のせいで、今「学問のすゝめ」を読まされております。
そこに

そもそも政府と人民の間柄は、前にも言える如く、ただ強弱の有様を異にするのみにて権理の異同あるの
理なし。百姓は米を作って人を養い、町人は物を売買して世の便利を達す。これ即ち百姓町人の商売なり。
政府は法令を設けて悪人を制し善人を保護す。これ即ち政府の商売なり。この商売をなすには莫大の費え
なれども、政府のには米もなく金もなきゆえ、百姓町人より年貢運上を出だして政府の勝手方を賄わんと、
双方一致の上、相談を取り決めたり。これ即ち政府と人民との約束なり。故に百姓町人は年貢運上を出だ
して固く国法守れば、その職分を尽くしたりというべし。政府は年貢運上を取りて正しくその使い払いを
立て人民を保護すれば、その職分を尽くしたりと言うべし。早々既にその職分を尽くして約束を違うる事
なき上は、さらに何らの申分も有るべからず、おのおのその権理通義を逞しうして少しも妨げをなすの理
なし。

とあって、
口蹄疫の話に当てはめるなら、悪人が口蹄疫で、善人が宮崎の農業、(実際は、そんな生やさしい状況で
はなくなってきましたが、ここは仮にそうしておきましょう。)というところでしょうか。
宮崎の農業を守ることことが、「政府の商売」ならば、宮崎県という政府の支店が、手持ちが薄いので、
本店に掛け合うことの何に不合理があるかと云うことですよね。
産業を守ることは、経済を守ること、税収を守ることになり、字義通りの「政府の商売」でしょう。
この部分に着眼すれば、本店の番頭が、人(獣医)も物(消毒液)も権限(国有地の使用)も何一つ、支
店に与えることなく、物見遊山の旅を優先したことで、商売全体に穴を開けただけでなく、同業他社の信
用を失ったことは、まさしく背任と言えるでしょう。
イデオロギー論争も結構なんですが、そういった論争をする場合、真面目に働いて税金を納める「国民」
をどう守るかという視点を何処か遠くに置いておいて欲しくはないですね。

あと、こうも言ってます。

一身独立して一国独立すること。

第一条 独立の気力なき者は、国を思うこと深切ならず。(中略)
第二条 内に居て独立の地位を得ざる者は、外に在って外国人に接するときもまた独立の権義を伸ぶること
能わず。(中略)
第三条 独立の気力なき者は、人に依頼して悪事をなすことあり。(中略)

万々一も外国人雑居の場合に及び、その名目を借りて奸を働く者あらば、国の禍実に言うべからざるべし。
故に人民に独立の気力なきは、その取り扱いに便利などとて油断すべからず。禍は思わぬところに起こる
ものなり。国民に独立の気力愈々少なければ、国を売るの禍も随って益々大なるべし。即ち、この条の初
に言える、人に依頼して悪事をなすとはこの事なり。
 右三箇条に言うところは、みな、人民に独立の心なきより生ずる災害なり。今の世に生まれ苟も愛国の
意あらん者は、官私を問わず先ず自己の独立を謀り、余力あらば、他人の独立を助け成すべし。父兄は子
弟に独立を教え、教師は生徒に独立を勧め、士農工商共に独立して国を守らざるべからず。概してこれを
言えば、人を束縛して心配を求むるより、人を放ちて共に苦楽を与(とも)にするに若かざるなり。


ようは、立派な社会を作ろうとしたら、ちゃんと勉強しないとイケナイよ。と福沢先生は仰っているのであ
りますが、(耳が痛いところです)彼が理想とした国家観からは、ずいぶんとドリフトしてしまった感じですね、
今の状況は。


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