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いまさらながら「天皇論」を読んでみた
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:
キラーカーン
:2010/09/19(日) 02:34:34
ということで、皇位継承問題にスレの流れを戻します。
相変わらず、SAPIOで女系(直系)優先論を唱えている小林氏ですが、最新号での所論(これはあまりにも粗い立論で読むに耐えないもの)を踏まえて個人的に論点を整理しておきたいと思います。
まず、10年ほど前に、「天武(母は皇極(斉明)天皇)、文武(母は元明天皇)、元正(母は元明天皇)の母親が天皇であることからこれらの皇位継承を「女系相続」ということはないと思います。」という投稿を日本茶掲示板にしたことがあるのですが、まさかそのことを大々的に大真面目に主張する「言論人」(小林氏)が登場するとは予想だにしませんでした。
しかし、小林氏がこの時期を取り上げたのはある意味必然です。この時期(天武−孝謙天皇)までの時代は皇位継承の歴史で「直系」意識が一番強かった時代であり、また「女帝の世紀」といわれるくらい、女帝が多かった時代でしたので、直系優先・女系容認説に立つ小林氏が自説の歴史的根拠を求めるのであれば、この時代に求めるのが一番合理的だからです。
JFKと女帝と不改常典(女帝は中継ぎか)
ここで言うJFKはケネディ元米国大統領ではなくて、後述のように、阪神が誇った中継ぎ−押さえの三投手(ジェフ、藤川、久保田)のことを言います。
古くから、そして現在においても、女帝は中継ぎであるといわれてきました。そして、「中継ぎ」という言葉から、これら「中継ぎ」とされる女帝は男帝に比べて一段低い(皇位を「預かっている」だけで、皇位に伴う権力(皇権)の行使を自粛する)というイメージが付きまとっていました。
女帝の性格については昔から議論がなされているところではありますが、
1 卑弥呼のような巫女王
2 飯豊皇女、推古女帝、皇極天皇のように後継者が未定の間の中継ぎ
3 神功皇后、斉明天皇、持統天皇、元明天皇、元正天皇のように後継者が成長するまでの中継ぎ
と大きく3つに分かれると思います。神功皇后については、歴史的には卑弥呼と飯豊皇女の間に位置しますが、後に即位して応神天皇となる皇子の摂政だったということで、便宜上ここに入れておきます。
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