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田母神氏問題

12キラーカーン:2009/02/07(土) 00:09:41
サヨクの田母神「論文」批判派は「国体明徴運動」の夢を見るか。

と、これまで、田母神「論文」問題についてつらつらと駄文を書き重ねてきたわけですが、サヨクの田母神論文批判派は、日本国憲法(特に第9条(平和主義)と99条(公務員の憲法尊重擁護義務)を金科玉条のものとして、公務員(や場合によっては日本国民全員)に対して、いわゆる「『村山談話』史観」を押し付けようとしています。

日本近代史にも、これと良く似たような事件、時代(時勢)がありました。

「天皇機関説」事件という言葉を一度は聞いたことがあると思います。で、その天皇機関説の結果として起こったのが天皇機関説を排斥する「国体明徴運動」というもので、公的にも

天照大神の子孫である高貴で神聖不可侵の存在であり、その天皇が全責任を持って主体的に国家を統治運営している。そのような天皇の統治権を否定するような天皇機関説は大日本帝国の取るところではない

という内容の声明(いわゆる「国体明徴声明」)を政府は発表して、天皇機関説を公式に排除、その教授も禁じたということになったのです。
 この「天皇機関説事件」とそれに続く「国体明徴声明」によって、国家の統治主体(天皇の政治的権能を含む)に関する議論が封殺されました。現代風に言えば、国民主権と象徴天皇制に関する思想・言論の自由と学問の自由を封じられることとなりました。

 いわゆるサヨクの田母神論文批判派は、「村山談話」をまさに「現代の国体明徴声明」として、これに関する議論を封殺するというまさに彼らが神聖視してやまない日本国憲法を蹂躙するという所業を取ったわけです。
 ある週刊誌に田母神氏の対談記事があったのですが、田母神氏は「言論の自由」、「思想の自由」という日本国憲法的な価値観に依拠して論を進め、対談相手は、武人の矜持というような一歩間違えば戦前的な価値観ともいえるもので田母神氏に迫っており、その記事のあとがきでも、「明治憲法体制擁護の権化」とも言える田母神氏が「日本国憲法」で認められた「人権」を基本として論を組み立てていることに対して「奇妙」という感想を漏らしているという「なじれ」が生じていたのです。


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