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床屋政談

99キラーカーン:2015/03/09(月) 21:35:53
最近

・ 日本人「慰安婦」―愛国心と人身売買
・ 「慰安婦」問題の本質―公娼制度と日本人「慰安婦」の不可視化

といわゆるサヨク側から日本人慰安婦に焦点を当てた本が「やっと」出版されました。
日本人慰安婦を「置き去り」にしていたという指摘はサヨク側でも2001年12月号(記憶モード)で指摘されて板のにもかかわらず、
約15年も経たなければこのような本が出版されなかった理由は明らかです、
それは冷戦終結後のサヨク側の錦の御旗となった「慰安婦論争」において、

日本人慰安婦は邪魔な存在

だったからです。
(この議論は10年以上前に、課長さんや「たこのす」さんが出入りしていた別の掲示板で下記憶があります)
外地や占領地の女性に対して「強制連行」を行ったという「事実」が必要だったわけで、その中に、「日本人」が含まれていては、
その理論的前提が崩壊するからです。

斜め読み程度ですが、両書には

日本人慰安婦は「(合法的な)売春婦」として、「強制連行」の対象外とされてきた

という旨の記述があります。
このことは、裏を返せば

本来的に「狭義の強制」しか問題としていなかった

ということを「自白した」に等しい記述です。
その「強制連行説」が破綻したことが、朝日新聞の「訂正記事」で白日の下にさらされ、ただの方便であった「女性全般」の人権問題として
本格的に論ぜざるを得なくなったところまで追い込まれたので、今まで「邪魔者扱い」してきた日本人慰安婦を正面から取り上げる必要に
迫られたということです。

ただ、斜め読みの印象だと
1 売春自体が女性の人権侵害
2 慰安婦募集が「違法・強制」であった
の2本立ての論理構成ですが、
「1」だと、現在でも欧州諸国でも売春が合法であること
「2」の場合は、募集業者の個別の違法であることは立証できても、官憲も一体となった強制性までは立証不可能
という問題点を抱えており、「現在の人身売買」との相違点が不明となる
→なら、明白かつ現在の女性に対する人権侵害である「トラッフィッキング」対処のほうが優先される

また、女性に対する人権侵害というのであれば、ソ連の満州侵攻時やノルマンディー上陸時の米軍の強姦とどちらが「性奴隷」か
という問題点も惹起するという意味で他国にとっても「封印」したい問題です(韓国「洋公主」問題でがこのパンドラの箱を開けようとしています)

まぁ、慰安婦救済法案でも日本人慰安婦を「対象外」とし、「広義の強制」と論点をずらしてから20年近くたったとはいえ、
日本人慰安婦に当たったのは、それはそれでひとつの進歩ですが・・・


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