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床屋政談

92御前:2014/12/20(土) 16:46:28
次世代の党の敗退に関して、山村明義氏がわかりやすい言い方で述べていました。


『日本政治を30年近く見てきた私の今回の総選挙のまとめを行います。
積極的にしろ、消極的にしろ安倍自民党は、291議席という数字を得て信任されましたが、
私が見る限り、一時期の予測より約30議席ほど減らしました。
1週間前の世論調査で多くのメディアは、「自民党単独で320議席程度」を予測し、
愛知、大阪、沖縄など軒並み「優勢」の候補を落としていたからです。
地域によっては猛烈な「揺り戻し」が起きた、ということができますが、
まだ自民党や維新の党は日本国民の政治意識の「センターライン」に近かったため、
それぞれ291議席と41議席という多くの議席を獲得できたといえるでしょう。
 一方、「左翼政党」である共産党が躍進し、
「右翼政党」である次世代の党が壊滅的打撃を受けました。
これは、次世代の党が準備不足だった一方、共産党組織が長年のノウハウを生かしたこともありますが、
もともと戦後日本の政治土壌は「左車線」の方が、より広く快適に走りやすいように設計されていることによるものです(「GHQの日本洗脳」第六章参照)。
そもそも戦後日本の議会制民主主義政治は、「右車線」はあくまで狭く、
走りづらく作られています。
つまり、ここ最近の日本政治の道路走行は、「センターライン」の奪い合いであるものの、
あらかじめ「左側」に対して広い走行空間が与えられているため、
「右車線」を広くさせたくない勢力が息を吹き返して加速したと同時に、自ら車に乗ろうとせず、
ハンドルを持たない(投票に行かない)「ノンポリ層」をも大量発生させたわけです。
 言葉を換えれば、恐らくこの数年間の日本政治の「道路」では、
再び「左側」が我が物顔でセンターラインに近い道を走るはずです。
だからこそ、「右側」を走る人間は、まず自分たちの走る路幅を拡大しなければ、
「左側」から追突され、路肩から追い出されるだけです。
だから「右側」は、ここで味方陣営の文句の言い合いを止め、
自分たちの展開力や突破力のなさを見直して、幅広く安定的な道路を取り戻さなければなりません。
そうしなければ、せっかく広くなりつつあった道路を「左側」の相手に一気に奪われ、
下手すれば「事故」に見せかけられて、痛い目に遭う可能性も出てきます。
 結論として、これまで車に乗らなかったり、
「センターライン寄り」の道路のみを快適だと思い込んで走っていた政治に関心のない「ノンポリ層」をどう誘導し、
無理なく車に乗せて、車線変更をさせて行くか。
日本の将来の全ては、この一点にかかっています。
この解決法を見出さなければ、「保守」や「右側」の生きて行く道路空間は、
「今後は限りなく狭くなる」という危機的状況なのではないでしょうか。』


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