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床屋政談

34キラーカーン:2010/11/07(日) 00:48:40
今回の尖閣ビデオ「流出」事件は、「右」にとっての西山事件となるか

 今回の騒動で、どこからとも無く「ネットに流出しないかなぁ」という声があがっていましたが、本当にそうなるとは思いませんでした。小見出しにも挙げましたが、かつて、外務省から米国の核持込に関する秘密文書を入手した西山という記者がいたのですが、このときは
1 入手した文書が秘密文書だった
2 外務省女性職員を「色仕掛け」で篭絡し、その女性職員をそそのかして秘密文書を入手
ということで、世間の批判を浴びました。
 しかし、「左」からは政府の秘密情報を漏洩させた「英雄」として、扱われていました。民主党政権になって、「核密約」の公開が話題になったことから、西山氏にも脚光が浴びていましたが、今回は、「右」と「左」が立場を変えた展開となっています。
 で、西山氏との事件との相違点として
1 「流出」したビデオが国家公務員法上の「秘密」に該当するか
2 公益通報者保護制度の(類推)適用はあるか
といったところでしょう。
 例のビデオが職務上知りえた秘密に該当しなければ、守秘義務違反には問われないのは当然の結末です。となれば、「公開するな」という上司(?)の命令に逆らったというくらいしか「流出」させた職員を処分する根拠はなくなります。さらに言えば、最近は、公益通報者保護制度によって「内部告発者」は保護されるということになっていますので、この制度で守ることができるか否かについても議論になるでしょう。
 と考えれば、流出させた人はさほどの処分を受けず「手切れ金」代わりに退職金をもらう依願退職という形にもなれば、田母神氏的な「有名人」になる可能性すらあります。西山氏も「左」にとってのヒーローであり有名人でしたから、その意味でも「左右」が逆転しているのかもしれません。


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