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床屋政談

106キラーカーン:2015/07/26(日) 00:26:19
「リベラルのことは嫌いでもリベラリズムのことは嫌いにならないでください」

という本があります。著者は井上達夫といって、ANGELIXさんが自身のHPで紹介していた
「おおやにき」のブログ主である大屋名古屋大教授の支障です

井上氏は、リベラリズムが「正義」を主張する最低限の条件として
「反転可能性」と「二重基準の禁止」を挙げています
後者は言わずもがなですが、前者について、簡単に言えば、

「自分と論敵が入れ替わっても受け入れられる論理であるか」

ということです。
最近流行の言葉で言えば「ブーメラン」にならないことというくらいの意味でしょうか。

で、私見で言えば、日本のリベラルあるいはサヨクは、この2つの基準を全く考慮に入れていない
ことから、一般国民から相手にされなくなったということです。
井上氏は、「反転可能性」と「二重基準」をリベラル側が見せてしまうのは

リ ベ ラ ル の 自 殺 行 為

とまで言っています。
そして、その極致が現在の民主党であることは論を俟ちません・
また、井上氏は、同書の別の部分で

敗戦国のほうが実は深く反省しているから、イデオロギー的欺瞞に大して極めて敏感になるのに
戦勝国のほうが自己肯定的なイデオロギーにひたって、そういう欺瞞性の罠に陥りやすいとよく言われる

と述べています。
私の見るところ、わが国において
「反転可能性」、「二重基準」「イデオロギー的欺瞞への敏感さ」
に配慮しているのは、実は、「右」あるいは「ネトウヨ」といわれる人々です。

いわゆる「サヨク」側の人々は、自身の「正義」に寸分の疑いを持っていないため、
そのようなことに気を配る必要性すら感じない

という「リベラルの自殺」状態に陥っているということです。

ツイッターで「田山たかし」という「ネトウヨ」がいるのですが、彼の基本武器はまさに

「反転可能性」、「二重基準」「イデオロギー的欺瞞への敏感さ」

の3つです。それだけでも、サヨクに対して五分以上の戦いができるというのが
サヨクの「劣化」を示して余りあります。


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