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IAOO.KKの神智学厨スレット
5
:
IAOO.KK
◆ZKLVh/2jGY
:2005/08/24(水) 03:56:12 ID:4UqQOxU6
IAOO.KK氏
紹介していただいたサイト読んでみました。神智学厨スレは、準備中みたいなのでこちらに書き込みます。
http://inri.client.jp/hexagon/floorA7F/_floorA7F_mitra.html
>この論文の引用のなかでこうある:
>●「神智学」はマダム・ブラバッキーやルドルフ・シュタイナーの十八番と思われがちだが、そうではない。東方神智学的な認識は、日本の朱子学や陽明学、徂徠学、国学などのいわば日本版神智学と極めて類似した思考パターンを示している。国学=日本版神智学と考えたほうが正解である。
ヘブライのことなら何でもありのサイトのようですね。以前紹介いただいた七色光線の解説サイトとは違うようですし。
でね、最初の3行を読んだだけでもおかしな論考だと感じたことがあったので、他の文献を当たった結果を記しておきます。タマサブ7号氏が書いているように魔界とかいった意味ではなくてねw
>ミトラ教には、キリスト教が備えている救済宗教としての神話も神学も密儀も、全て備えていた。イエス・キリストに当たる救済者すなわちメシアは、ミトラ神そのものだった。(サイトから引用)
記録が失われているためミトラ教の研究は主に考古学的な成果をベースにしており、その教義に関しては文献的研究が困難であるため、ここまで言い切ることはできないのではないか。
次。ミトラ信仰は男性のみに許されていたらしく、男女に関わりなく全ての人を救済の対象とするキリスト教とは異なっているのではないか。
もともと中東に発生したミトラ教は、ローマ帝国に広がる際にキリスト教の影響を受け変容したた可能性があるので、どちらがどちらをパクったかは正確には分からないらしいです。また類似性はルーツが近しい関係だったためと解釈しうる。
また、これはエートスの私見ですが、「犠牲の牡牛を殺すこと」で罪が救済され浄化されるならばね、キリストは殺す側のミトラ神ではなく、むしろ心理的には犠牲に供される側の牛ではないかと捉えられる。
そうなるとミトラ神の位置付けが問題となるが、これは結論が出ない。
マニによる啓示宗教であり、なおかつ、ユダヤ・キリスト教の異端とされるマニ教を「東方ミトラ教と=だ」と断言している点も疑問を感じますね。ミトラ教はもっとマイナーな秘教だったのではないだろうか。
朱子学や陽明学への影響もね、ミトラ教がグノーシス的な救済要素を備えることで一括りされた上での影響を指摘することはあってもいいと思いますが、「直接与えた」かのように書くことは、勇み足過ぎると感じました。
もし何らかの影響があったとすれば、調べてみないと分からないが道教経由だったのではないか。
このHPの案内所によれば、シリアスなだけでなくトンでも情報とかも入っているそうだから、そうなると「日本版神智学」と断定に近い言い方をされている国学についても、その真偽は検証が必要でしょう。
なお、エートスがあたったサイトは國學院大学の宗教サイトにリンクされているアメリカの大学のサイトです。ここは逆にキリスト教のバックグラウンドがある可能性がありますので、もう少し他の所も調べてみるつもりです。
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