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□■□社会・時事問題☆総合雑談スレ2□■□

616春田の蛙:2014/07/29(火) 16:04:27
>>615を書いたあとでつらつら考えたんですが、
もしかすると「特攻」という名前もよくないのかも知れないなあ。
価値中立的に「自殺攻撃」などと表記したほうが、いいのかもしれない。

戦術としての体当たり攻撃 … 「死の爆弾投下」の話
http://www2.ttcn.ne.jp/~heikiseikatsu/rekisi/taiatari.htm

上記に昭和9年の「陸軍画報」の記事が挙げられていますが、後の航空特攻のことが
ここでは「自殺的爆弾投下」と呼ばれ、否定的に論じられています。この約10年後に、
「自殺的爆弾投下=航空特攻」が現実に日本軍の戦術として採用されようとは……。

>この「陸軍画報」に掲載された「『死の爆弾投下』の話」は、航空機による体当たり攻撃、いわゆる「特攻」に対する冷静かつ否定的な見解である。
>昭和9年当時、航空機探知用のレーダーはまだ実用化されていないし、日本軍のカミカゼアタックを撃退に貢献したVT信管も実用化されていないのはいうまでもない。
>本文を読めばわかるように、まだ「急降下爆撃」という言葉さえ無かった時代(まだテスト段階である)の話である。しかし既に体当たり攻撃を取り上げた小説が
>あった、ということと、それを実際の攻撃行動をふまえて否定した論が、カミカゼ攻撃が本格化する10年前に存在しており、それが日本語になっていて、
>兵器雑誌に堂々と掲載されていたことに私は驚愕している。

この論文を図書館で見つけられたリンク先記事著者の方のご見解に、私も同感です。
もうひとつ、あまり真面目に取り合う事柄でもないでしょうが「永遠の0」の主題の
ひとつは「特攻と自爆テロは全く違う!」というものでした。

当初、私も作中のこの部分に関しては「永遠の0」の訴えにあまり違和感も無かったのですが、>>615のような
事実とハマス支配下のガザで育成される自爆テロ犯にはやはり共通点が多々見受けられる、と考えを改めましたね。

> 太平洋戦争初期の大戦果は搭乗員の技術の賜物であることについては異論が無いと思う。そして戦争末期の希望的観測と錯誤に満ちた「大本営発表」が
>熟練搭乗員を失った結果であることも。充分な訓練も無いまま、戦果を挙げようという虫のいい姿勢をとった時点で戦争は負けなのである。
>「特攻」とはアマチュアがプロ並みの仕事をしようという焦りのもとで産まれた戦術でもあった。
> アマチュアの行う「特攻」が有効な攻撃手段たりえるのは、結局のところ相手の不備を突く奇襲以外にはありえない。
>イスラム過激派等の自爆テロが何故成功するかといえば、完全に市民の群に溶け込んでいるテロリストが、無警戒な目標に対して自爆するからである。
>「七生報国」の鉢巻きをしたテロリストが国会議事堂で演説中の内閣総理大臣を刺殺することが、どれくらいの確率で可能かどうかを考えて欲しい。

「特攻」「自爆テロ」等と呼ばれる自殺攻撃について情緒的に肯定するのではなく、冷静かつ現実的に、一つに括って考えることは必要な観点だと思います。


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