したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |
レス数が1000を超えています。1100を超えると投稿できなくなるよ。

□■□社会・時事問題☆総合雑談スレ2□■□

359春田の蛙:2014/02/17(月) 17:05:40
ふと思ったんですが、反戦平和の訴えがその実、単なる軍事アレルギーに堕してしまっては意味が無いなあと。
集団的自衛権の問題もここから考えるほうが良いかな。ということで、以下の対談記事及び対談者によるツイートをご紹介。

なぜ、運動で社会は変わらずに、権力によって流されてしまうのか――戦争とプロパガンダの間に
http://synodos.jp/international/6364
>自衛隊のイラク派遣においては、「同胞の部隊がやられても撃てない、助けないでいいのか」という意見が常にありました。そういう「現場の不都合」が集団的自衛権を容認させるレトリックに使われてきました。でも、ぼくらの現場感覚からすると、?という感じなんですよ。事実、自衛隊の同胞として隣に展開していたオーストラリア政府からも、そんな不平を正式に言われたことないということですし。だから騒いだのは一部の日本人だけ、ということになります。
>
>さっきも言ったようにイラクは対テロ戦の主戦場なんですよ。現在の人身掌握を上位概念とするアメリカの対テロ戦略、通称COIN (Counter-Insurgency)は、ここから生まれたんですよ。多国籍軍の司令部の立場からすると、同盟軍の中に住民に安心感を与える「撃たない部隊」が少しはいた方が――もちろん全部がそうでは対テロ戦略が成り立ちませんが――、人心掌握に良いに決まっているからです。「撃たない自衛隊」は、アメリカの戦略にとってプラスで、絶対に文句は言わないはずです。ドンパチだったらバカでもできるわけですから。

(※引用者注:人身掌握は人心掌握の誤字と思われる)

>自衛隊の宿営地に迫撃砲を何発かは撃たれましたが、銃撃戦を経験せずに任務を完了しました。地元のイスラムの指導者は、自衛隊を攻撃することは「反イスラム」というおふれを出したりしたんですね。
>
>日本独自の立ち位置ってあると思うんです。必ずしも、平和主義を掲げて、アメリカと決別する必要もない、――アメリカが許すはずもありませんが。日本が完全平和主義を掲げようが掲げまいが、アメリカは戦争をするでしょう。だったら、ぼくは、日本はアメリカの戦争による被害をいかに和らげるかを、アメリカに内包されながら模索する。もしくは、どう取り繕っても「火力」の権化というイメージのアメリカが、「火力に頼らない人心掌握」が対テロ戦の特効薬と知りながら悶え苦しむ近未来において「補完」の役割を担うというのが、現実的な平和への道筋だと思うのです。

>地位協定は柔軟なもの、ということを見事に示しているのは、他ならぬ日本なんですよ。日本が“加害者”側の地位協定は2つあるんです。今は失効しましたがクエートと、今でも有効なジブチ政府とのものです。対クエート地位協定では、自衛隊の公務外・公務内両方の過失を裁く権限はクエート側に。このときは、ちょうど、小泉政権のイラク派遣の時です。クエートが前哨基地だったんですね。どうしてもイラクに派遣したかったんですね。まったく。自衛隊員の運命をどう考えているのか……。対ジブチでは、このまったく逆。公務外・公務内、何をやろうと、法的権限は日本側に。これ、相手側社会にとっては、日米地位協定よりヒドい。アメリカに文句言える筋合いじゃないかも……。

http://twitter.com/isezakikenji/status/420719165951864832
http://twitter.com/isezakikenji/status/434551824331202560
http://twitter.com/isezakikenji/status/434567228688564224

また同記事内の以下の提言は重要です。

>『福島の子どもたちからの手紙 「ふつうの子供産めますか」。これが集団で増幅すると優生思想になり、放射能より格段に多くの人を殺すことを、この時期に、どう、子供達に伝えるか。脱原発は当然であるが、脱原発運動が差別を生んではならない。脱原発世界会議に期待します。』

「放射能より格段に多くの人を殺す」――そのようなデマや偏見を、反戦や反原発・劣化ウラン材攻撃のためだから良しと、身勝手な正義感に酔ってばら撒くべきではありません。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板