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国際法について

511ハンタカチ王子:2009/02/05(木) 14:05:23
遅くなりましたが、以下に後期試験の回答のポイントを記しておきます。
成績評価に疑問がある場合には、事務室を通じてご連絡ください。

※採点方法:各問につき、①=20点、②20点

第1問
①Y政府がB国・C国の民間会社と締結した利権契約の有効性
⇒政府承継の問題
②Y政府を承認していなかったB国も、Y政府の行為に起因して自国民が被った損害について、X政府に対して賠償を請求することができるか。
⇒ティノコ事件仲裁判決(百選)

第2問
①植民地から独立した国家(「新国家」)は、植民地時代に宗主国が他国との間で締結した条約に拘束されるか
⇒クリーン・スレート
②クリーン・スレートはいかなる条約についても妥当するか
⇒領域制度に関する条約の取扱い

第3問
免除を認める立場からの立論と、免除を否定する立場からの立論とで、構成が若干異なりうるが、基本的論点は以下の通り。
①国際慣習法
1.国家免除に関する国際慣習法の現状
⇒絶対免除主義、制限免除主義(行為目的説、行為性質説)
2.不法行為訴訟と制限免除主義
⇒外国の主権的行為には主権免除を認めなければならないとする慣習法が、不法行為の場合についても確立しているか。
②本件固有の事情:6条の解釈
⇒横田基地訴訟(判例国際法)…日米安保条約18条5項の解釈

第4問
①国家責任の成立:行為の国家への帰属
1.国家機関の行為といえるか(国家責任条文4条)
2.法令に基づき統治権限を付与された私人の行為といえるか(国家責任条文5条)
3.国家の指示・命令に基づく私人の行為といえるか(国家責任条文8条)
②外交的保護
1.国籍:B国の請求権は認められるか
2.国内救済完了原則:Yが利用しうる実効的な救済手段がA国内に存在したか


水田の評価ポイントです。


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