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中近東・アラブの演劇
6
:
さーひぶ。
:2007/03/31(土) 03:09:50
【東京国際芸術祭 TIF2007】
http://tif.anj.or.jp/
今年もアラブ・イスラム関係の演劇が2〜3本ありました。
○ウズベキスタンのマルク・ヴァイル演出『コーランに倣いて』
○『ジュヌン−狂気』(2005年)のチュニジア人演出家ファーデル・ジャイビによる
『囚われの身体たち』(ファミリア・プロダクション)(3/15-3/18)
○レバノンのラビア・ムルエの『これがぜんぶエイプリルフールだったなら、とナンシーは』(3/23-3/27)
『これがぜんぶエイプリルフールだったなら、とナンシーは』
ラビア・ムルエ(Rabih Mroué, ربيع مروه، ربيع مروة)の前衛劇を観てきました。
題名はわざとユニークにしてあるのかも知れません。
レバノン内戦(1975–1990)を中心に現在に至るまで、次々と殉死してゆく
レバノンの若者群像を描写したものです。ラビア・ムルエら4人の俳優が、
芸名のまま3人がけのソファーに腰掛けて、それぞれの体験を独白します。
共産主義者・PLO・キリスト教徒・イスラム教徒などさまざまな派閥の若者
に扮し、闘争のあげく殉死してゆく体験を語ります。
ところが、死んだはずだよお富さん(古い!)の若者たちは、しばらくすると
生き返ったようにまた活動を始め、闘争してはまた殉死するという繰り返し。
実在の死者たちを、一人何役もで兼ねて、世代の悔しさを重層的に表現して
いるかのようです。
内戦における派閥の激しい対立を描いてはいますが、逆にそこから浮かび
上がってくるのは、レバノン人が派閥を超えてメンタリティーを共有して
いるという紛れもない現実だと感じました。
また、ムルエ作品の特徴として、映像とのコラボという演出方法が挙げられるでしょう。
それぞれの俳優が殉死するたびに、後ろの画面に現れる「シャヒード(شهيد)」(殉死者)
の文字。「殉教者」と訳されていましたが、宗派も無神論も超えているんでしょうね。
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