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中近東がらみのフィクション(欧米・アジア)

1さーひぶ。:2005/02/12(土) 00:22:17
欧米やアジアの作家が、中近東を舞台にしたり、中近東をネタにした
フィクション(小説・演劇・映画など)について語りましょう。

〔小説〕
アガサ・クリスティ(エルキュール・ポアロ物) 『メソポタミヤの殺人』『ナイルに死す』『オリエント急行の殺人』
ポール・ボウルズ『シェルタリング・スカイ』
ドロシー・ギルマン(ミセス・ポリファックス物) 『おばちゃまはアラブ・スパイ』
『おばちゃまはヨルダン・スパイ』『おばちゃまはヨルダン・スパイ』
〔映画〕
『カサブランカ』『アラビアのロレンス』『アラブの嵐』(石原裕次郎主演)etc.

40さーひぶ。:2013/12/09(月) 12:28:59
【イラク日本人人質事件のその後を観る映画『ファルージャ』】

アメリカのイラク侵攻開始(2003年)後の2004年に発生した日本人人質事件
の当事者のその後をたどるドキュメンタリー映画
『ファルージャ  イラク戦争日本人人質事件…そして』(伊藤めぐみ監督)
が12月7日から公開されています。
 ttp://fallujah-movie.com/

人質事件当時、米軍の激しい爆撃を受けていたイラクでは、多国籍の多数
の人々が拉致されて人質になりましたが、本作が扱うのは日本人人質のみ。
しかも、最初に拉致されて生還した3人のうち2だけを取り上げています。
拉致したグループが日本の自衛隊のイラクからの撤退を要求するや否や、
日本国内では、人質になったのを「自己責任」として非難する声が起こり、
3人は帰国後も激しいバッシングにさらされました。
 高遠菜穂子さんは、人質事件とバッシングの後遺症から立ち直ると、再
びイラク支援に乗り出し、現在はイラクとヨルダンとを行き来しながら、
孤児の支援や先天異常の子供に日本人医師を斡旋するなどの活動を続けて
いるようです。
 高校生だった今井紀明さんは、バッシングを受けての長い引きこもり状
態から立ち直り、引きこもりの子供に通信制高校教育を受けさせるNGO
の活動に取り組んでいるようです。
 圧巻だったのは、高遠さんを訪ねて事件があったイラクのファルージャ
(ファッルージャ)を取材する場面。米軍の無差別爆撃にさらされた現地
では、米軍が使用した兵器の影響と疑われる先天異常による流産・奇形児
出生が激増しています(劣化ウランの放射能によるものでしょうか?)。
目をそむけたくなる光景に、ファルージャがフクシマよりはるかに危険な
被曝状況にあるのではないかと思い知らされました。
>>41へ続く)

41さーひぶ。:2013/12/09(月) 12:46:35
>>40の続き)
昨日、12月8日(日)の夜に観に行って来たのですが、日曜の夜21時30分から
始まるレイトショーおよび23時過ぎからの遅い時刻のトークショーまで、
130席が満席になり、人質事件から9年が経つにも拘らず関心の高さを
うかがわせました。高遠さん、今井さん、伊藤監督によるトークショーが
催され、かつての人質たちが今もパワフルな活動家として健在であること
を実感しました。特に、NGOなどの組織に属さず、たった一人で、治安
が非常に悪いイラクで死を意識しながら活動を続ける高遠さんはすごい!

国内6か所で、それぞれわずか1週間の限定公開ですので、ぜひ貴重な映
像をご覧ください。

ttp://fallujah-movie.com/
新宿バルト9 12月7日(土)〜13日(金)
広島バルト11 12月7日(土)〜13日(金)
横浜ブルグ13 12月21日(土)〜27日(金)
梅田ブルグ7 12月21日(土)〜27日(金)
T・ジョイ京都 12月28日(土)〜1月3日(金)
T・ジョイ博多 1月4日(土)〜1月10日(金)

42さーひぶ。:2013/12/14(土) 01:40:26
『ファルージャ』

先ほど、東京での一週間限定公開が終わり、伊藤監督と高遠さんと放送作家の方による
トークショーがありました。

今晩もほぼ満席でした。
好評につき、東京での再上映が決まったと、監督から報告がありました。
早くも「続編を」という声があがっています。

トークショーでは、高遠さんから「香田証生くん」という名前がちょっと出ましたが、
それ以上の話題にはならず。
2004年、あの「自己責任」過熱報道の後で、たしか海外滞在中だった香田青年は、
何を思ったのか(日本での報道を知ってか知らずか)
イラクに入国して、武装勢力に拘束され、斬首された挙げ句、その動画をさらされました。
あの事件はたいへん衝撃的でした。

今回の作品が香田さんら他の人質にふれていないのは、なぜでしょう?
余りにも刺激が強すぎてタブーなのでしょうか?

また、イラクの先天異常の問題は解明されるのか? 米軍の責任は?

続編に期待します。

43さーひぶ。:2014/01/05(日) 21:45:37
【イスラエル・パレスチナの壁を超えるフランス映画『もうひとりの息子』】

昨年10月19日より日本国内各所で公開中の、2012年のフランス映画
『もうひとりの息子』(原題は“Le fils de l'Autre”)を観て来ましたが、
詳しくは「フランス語スレッド」に書きました。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/558/1114010077/47-48

 日本語公式サイト ttp://www.moviola.jp/son/

兄ビラル役で出演のマフフード・シャラビは、ヒップホップ・ミュージシャン
として、現在公開中の『自由と壁とヒップホップ』にも出演しています。

44さーひぶ。:2014/01/07(火) 22:42:54
【ラップで抵抗するパレスチナの若者たちを描く『自由と壁とヒップホップ』】

昨年(2013年)12月14日から国内で公開されているパレスチナ・アメリカ映画
『自由と壁とヒップホップ』(原題「Slingshot Hip Hop」、アラビア語「مقلاع الهيب هوب」)
を観て来ました。 日本語公式サイト ttp://www.cine.co.jp/slingshots_hiphop/
           英語公式サイト  ttp://www.slingshothiphop.com/

 パレスチナ・シリア系アメリカ人の女性監督ジャッキー・リーム・サッローム
(Jackie Reem Salloum, جاكي ريم سلوم)が、パレスチナの若者たちによる
アラビア語のヒップホップシーンを知って衝撃を受け、取材・撮影して
2008年に公開した作品です。原題のSlingshotとは「投石器」の意味で、
ヒップホップ音楽を武器(投石器)にして、イスラエルの占領・抑圧・差別や
貧困と闘うパレスチナの非暴力の闘争を描いたものです。
イスラエル領内のパレスチナ人地区や、占領下にある西岸・ガザ地区で
活動するヒップホップ・ミュージシャンの若者たちや家族らにインタビュー
して制作しており、ヒップポップのプロモーションビデオを見ているようです。

 本作は、別スレッドで紹介したサウジ映画『少女は自転車にのって』と同じ
12月14日から国内公開が始まり、その直後に観に行ったのですが、あいにく
私はヒップホップやラップになじみがなかったもので、何度も観直しました。
ヒップホップやラップに詳しくない人にとっては、とっつきにくい作品でしょう。
 しかし、『少女は自転車にのって』でサウジの抑圧される女性たちを見せ
つけられた後で本作を観ると、パレスチナの女性たちが宗教的・部族的な
抑圧を受けずに、むしろ自由で底抜けに明るいとさえ感じさせられます。

 東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムでは1月10日まで、その後は
大阪・愛知・新潟・兵庫・京都・広島などで上映予定。(自主上映も募集中。)
 「Slingshot Hip Hop」「مقلاع الهيب هوب」など関連キーワードで検索すると、
動画サイトで関連動画を観ることができます。
 ウィキペディア記事 ttp://en.wikipedia.org/wiki/Slingshot_Hip_Hop


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