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アラブ・中東の音楽

7さーひぶ。:2004/12/05(日) 03:30
【ナスィール・シャンマ・グループ初来日公演】
2日(木)、3日(金)に東京公演とセミナーがあり、聴きに行ってきました。

演奏会は、ナスィールの楽団「ウユーン」の演奏と彼のウード独奏の組み合わせでした。
ウユーンは、アラブ民俗楽器(ウード、カーヌーン、ナーイ、レック)と西洋楽器
(バイオリン2人、チェロ、コントラバス)の計8人が来日。
「アラビアンナイト」の宮廷を思わせる豪華な曲・明るいラテン系の曲が目白押し。
アラブ音楽と西洋音楽のミックス、というよりも「オリエンタルなヨーロッパ管弦楽」
という印象を持ちました。これなら初めて聴く欧米や日本の聴衆にも受けるでしょう。
直前のセミナーで彼は「西洋のものであれ、東洋のものであれ、取り入れていく」と
いうような発言をしており、西洋音楽に対する抵抗感がないようです。
また、バッハが登場して「西洋音楽」なるものが出来上がると、一つにまとまっていって
各地にあった多様な音楽が失われるという面もある、というような発言もしていました。
「コルサコフ」(「シェヘラザード」の作曲者リムスキー=コルサコフ)の名もでました。
ナスィールの発言から、彼が「西洋←→東洋(非西洋)」という西欧中心的(eurocentric)
な二分法にとらわれていないことがわかります。

ウユーンの西洋的な管弦楽で聴衆の心を引き立たせると、今度はナスィールのウード独奏
でしっとり聴かせます。イラク楽派の第一人者と言われる腕だけあって、ウード独奏を生
で初めて聴く者の心にも響きます。
後はウユーンの合奏とウード独奏の繰り返し。なかなか、聴衆を飽きさせないような構成
になっていました。直前のセミナーでは、彼はしきりに聴衆が寝ていることをジョークに
していましたから、かなり聴衆の反応が気になるようでした。

会場で売られていたCDは、ナスィールのウード独奏のみで、ウユーンの管弦楽はなし。
カイロアメリカン大学での収録時にはエドワード・サイード氏も聴いていたとのことで
そのCDは今は亡きサイード氏に捧げられていました。ウユーンのCDは出てるのかな?
(おもな来場者はhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/558/1095519783/69を参照)


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