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アラブ・中東の映画

1さーひぶ:2002/07/18(木) 00:45
最近のアラブ・中東の映画について語りましょう。

96さーひぶ。:2009/02/23(月) 19:10:02
【ナディーン・ラバキー監督・主演映画『キャラメル』】

>>90で紹介した『BOSTA』(2005年公開)に続く、レバノンの女性新鋭監督
ナディーン・ラバキー(نادين لبكي)の長編映画『キャラメル』(2007年)
が日本で劇場公開中(1月31日〜 )なので観て来ました。
 公式サイト:http://www.cetera.co.jp/caramel/

カンヌ映画祭の助成金を得たとかで、レバノン・フランスの合作ということで、
フランス人のアンヌ=ドミニク・ドゥーサン(Anne-Dominique Toussaint)が
プロデューサー。ラバキー監督の作品は元々フランスの影響が強い感じですが、
映像だけを見ればフランス映画とそう変わりませんし、今回の配給協力には
エールフランス航空やユニフランスが名を連ねています。

舞台は「中東のパリ」と称されるレバノンの首都ベイルート。とある美容院
をめぐって、性や加齢の悩みを抱える女性たちの人間模様の物語。

タイトルの『キャラメル』(Caramel)はアラビア語で『スッカル・バナート』
(سكر بنات)。砂糖(سكر)をレモン汁と水で熱してカラメル(キャラメル)
状のペーストにして、肌に押し付けて、むだ毛の脱毛をするアラブ女性の習慣
があるそうです。キャラメルの甘さと脱毛の痛さに、女性たちの人生模様を
たとえているようです。
>>97に続く)

97さーひぶ。:2009/02/23(月) 19:40:27
>>96の続き)
[あらすじ]
ラバキー演じる美容院オーナー・ラヤール(ليال)は30歳のキリスト教徒で、
妻のいる男との不倫の恋に悩んでいる。準ヒロインのニスリン(نسرين)は、
その美容院で働く結婚間近の美容師で、イスラム教徒なのに既に処女でない
ことを婚約者に隠しているために、処女膜再生手術をしようかとまで悩む。
シャンプー係のボーイッシュなリマ(ريما)は、女性に同性愛を感じ始めた
自分に気づく。etc.

パンフレットによれば、ラバキーを含む主要な女性キャスト7人のうち、
半分くらいはキリスト教徒、残りはイスラム教徒と宗教不詳。しかも、
ラバキー以外は映画初出演の素人。レバノン映画にありがちな特徴ですね。

言語は、アラビア語レバノン方言に、一部がフランス語、とチャンポン。
あいさつはアラビア語で「マルハバン」「アハラン」「サバーフ=ン=ヌール」。
フランス語で「ボンジュール」「サヴァ」、アラブなまりの「ボンジューレーン」など。
「ありがとう」も、アラビア語の「シュクラン」やフランス語の「メルシー」
が混在していました。
フランス語圏映画としての売りの部分もあるだろうけど、レバノン社会自体が
フランス語とアラビア語口語のチャンポンになっている感じがよく出ていました。

『BOSTA』と同様に、性的描写がかなりあけすけですが、フランス風にさばけて
いて、どぎつくはありません。女性映画としても、かなり洗練された作品に
仕上がっていると思いました。世界130カ国で上映され、評価が高いようです。

「キャラメル」映画公式サイト http://www.cetera.co.jp/caramel/
ウィキペディア記事
「キャラメル」アラビア語 http://ar.wikipedia.org/wiki/%D8%B3%D9%83%D8%B1_%D8%A8%D9%86%D8%A7%D8%AA
「ナディーン・ラバキー」アラビア語 http://ar.wikipedia.org/wiki/%D9%86%D8%A7%D8%AF%D9%8A%D9%86_%D9%84%D8%A8%D9%83%D9%8A


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