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アラビア語の翻訳・質問スレッド

437さーひぶ。:2009/06/30(火) 20:52:22
>>436 ご質問をありがとうございます。
今まで活字の教材で学んできて、初めてアラブ人の手書きの文章をご覧になったら、
さぞかし面食らわれたことでしょう。達筆・拙筆いろいろ個人差もありますし。
教材などの活字に用いられているのは「ナスヒー体」(الخط النسخي)または
「ナスフ体」(خط النسخ)という書体で、アラブ人が文章などを書くときに
手書きするのは「ルクア体」(خط الرقعة)という書体です。http://en.wikipedia.org/wiki/Ruq'ah

飯森嘉助先生は漢字になぞらえて、ナスヒー体を「楷書体」、ルクア体を「草書体」
と表現されてますが、まさにそんな感じ。手紙で書くのが草書体というわけです。
ルクア体(草書体)については日本語では以下の参考書が出ています。
①『アラビア文字を書いてみよう読んでみよう』本田孝一・師岡カリーマ・エルサムニー、白水社
②『アラビア文字の第一歩 読み方と書き方』森伸生・山形洋一、国際語学社
③『アラビア文字の書き方・綴り方』飯森嘉助、泰流社(絶版。古本のみ)
 ①がルクア体の文字についてとても詳しく書かれていてお勧めですが、何せ
 書道家が書道用ペンで美しく書いているので、アラブ人の荒い手書き文字を
 読むこなすのにはややずれているかも知れません。
 ②は草書体として簡単に触れている程度ですが、細いペンで綴られた文章を
 楷書体と比べてみることができます。③の飯森先生の本も、細いペンを使用
 して手書きされていて参考になりますが、出版社が倒産しているので古本を
 Amazonなどで入手するしかありません。
④Writing Arabic: A Practical Introduction to Ruq'Ah Script, T. F. Mitchell著, Oxford Univ. Press
 これは洋書ですが、手書き・書道の両面でルクア体について詳細に解説され
 ている本格的な文献です。1953年の初版以来、半世紀以上にわたって売れ続
 けている定番の書ですが、高価だし、深入りするつもりがなければ不要です。
⑤『旅の指さし会話帳46イラク』サルマド ムフスィム アリー,野坂陽子,吉澤誠著、情報センター出版局
  http://www.yubisashi.com/books/detail.asp?id=822
 イラク人の著者が手書きのルクア体で綴った単語やフレーズが網羅されています。
 「下手くそな字だなぁ」と感じられるかも知れませんが、ふつうのアラブ人が
 綴る荒っぽい文字に慣れるのには、この本ぐらいが最適ではないかと思います。


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