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インテリジェントデザイナー論

283GB:2024/01/07(日) 22:27:43 ID:CwmY3r1w
>駆け上がりモデルの証拠になりうるのは、たとえば、樹の幹に残った足跡のようなものですよ。

億年という時間軸…そういうものは残りようがありません。

>たんに自由な発想を羽ばたかせるなら、どんな結論にもいたりえます。

「それを確かめていく過程」が抜けてますよ。敢えて無視ですか? 科学の方法上、大切なところなんですが。

>これでは、恐竜が鳥に進化したとおっしゃってるだけです。そんなことは、走行モデルだろうが、樹上モデルだろうが、はたまた品種改良だろうが、すべてにいえることです。

いやいや、走行モデルや樹上モデルと、デザイナーによる品種改良の間にはとてつもない溝があることに気付いてください。「深くて暗い川がある」んですw

>駆け上がりで鳥に進化した特定の生物を示すとは、いろいろな進化モデルから、駆け上がりが正しいと考える理由を、具体的な生物を挙げて説明することを意味します。地上を走る恐竜が、羽ばたきながら幹を駆け上がり、飛翔能力を獲得したメカニズムを説明せねばなりません。

あなたは、「デザイナーにより品種改良が行われた」メカニズムを説明せねばなりません。

>「駆け上がり」とは別の角度から、新たな飛翔の起源についての知見が得られる可能性もあると思います。
>それが、あなたのいう「反証可能性」ですか? 

発想を羽ばたかせながら、それを客観的に確かめていくルートはいろいろあるということ、もちろん反証可能性(否定可能な具体性をもつ)を保ちながら、です。

>それならIDだって、「品種改良」とは別の角度から、新たな飛翔の起源についての知見が得られる可能性もある

インテリジェントデザイナーが客観的に捉えられない以上、客観的に否定することが不可能なんですよ。「デザイナーの意思に基づく新たな知見が得られる可能性」と言っても同じことですね。
雷が神の意思という主張については、空中放電の仕組みを示せば否定は可能ですが、歴史を扱う科学の場合、簡単ではありません。
ポパーにふれたとき、リサーチプログラムという概念を紹介しました。直接確かめられない事象の解釈を進める上での基準と捉えればいいですが、そこに客観性が不可欠なのは当然です。
デザイナー論という世界観は、それをまったく欠いています。だから、反証可能性を持ちえないということは理解できるでしょうか。

>「人間以外の手になる品種改良」があるというのなら、「人間以外」とはどういう存在なのか、それを示さなければ科学の土俵には上がれないと説明しています。
>なら、駆け上がりで鳥に進化したのはどういう存在かを示さねば、科学の土俵に上がれません。その場合「鳥に進化する以前の恐竜」ではだめです。その恐竜が、羽ばたきながら木の幹を駆け上がることで、鳥に進化したと考える理由が必要です。

自然科学では、自然の変化・歴史についての動因は自然に求める、という原則に立っていることはおわかりでしょ?
ダーウィンが、チャールズ・ライエル「斉一説」の影響のもとに立てた進化理論も同じです。生物史の解釈について、そこがエポックメイキングだったこと、知らないとまずいですよ。
あなたの主張は、そもそも自然の歴史にデザイナーを導入することから始まっており、そこで科学の方法と対立しているということを理解しないと。

>理由を出さなくてもよいなら、どんな問題にどんな解答を出すこともできます。始祖鳥と同時代の別の恐竜が、品種改良で鳥の進化を導いた、といってもよいことになります。

デザイナーによる品種改良を主張するなら、まずそれを行ったデザイナーそのものと、その仕組みを説明しなければ。それが、あなたの主張にとって最も重要な「理由」ですから。


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