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インテリジェントデザイナー論

268GB:2023/12/28(木) 22:13:32 ID:CwmY3r1w
現在確認できているのは、鳥類は獣脚類から分かれた、というところでしょう。(ディノニクスの発表は1969年)
1990年代の羽毛恐竜の相次ぐ発見、おそらく恐竜の時点で発達した「気嚢構造」の確認など、一つひとつ事実を積み上げる中で確からしさを増してきました。

2003年に記載されたドロマエロサウルス類の「ミクロラプトル・グイ」は、後肢にも風切り羽がついています。現代の鳥類から考えると、ちょっと困惑しますよね。
でもその後も4枚羽の化石は次々と発見され、空力学的な解析も行われます。「複葉機」だったのではないかという説は、飛行機好きの私としては楽しい仮説です。
しかし生物史を踏まえて言えることは、その形質はおそらく子孫をうまく繫げなかったこと、様々なカタチが変異の積み重ねによって可能だったことを踏まえた上で、
自然選択によって失われたと理解すべきでしょう。

その生物が現在目の前にいるわけではなく、断言はできないという意味では、「飛翔の起源」という問題でも同じことですね。
様々な考えを自由に展開することは科学理論にとって有用なんですが、
「中生代の品種改良」は、歴史を扱う科学が拠って立つ事実を無視していると言っていいんじゃないでしょうかね。
化学や物理学とは問題の所在が異なるということを、まずご理解ください。


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