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科学と疑似科学とを判別する

893Ken:2021/03/01(月) 23:20:00 ID:l3c2r2bk
それでは、

*太陽は昇る
*太陽は昇らない

を、座標系を使って表現してみます。おっしゃるように、太陽の位置は角度で表しましょう。観測点を中心に水平方向の角度を真東を起点にφ、仰角をθとします。角度は「ラジアン」で表します。むろん「度」でもよいですが、もし今後いろいろな計算をする場合も考えると、ラジアンがよいでしょう。

太陽が真東の水平線上にあれば、φ = 0, θ = 0
太陽が真北の水平線上にあれば、φ = π/2, θ = 0 (むろん、そんな位置に太陽が存在できれば、ですが)
太陽が天頂にあれば、θ = π/2
太陽が真西の水平線上にあれば、φ = π, θ = 0

最もシンプルなケースとして、観測点は赤道上、観測日は春分または秋分の日。日の出から日没までφは0のままで、θは0からπ/2まで上がり、その後0まで下がります。この場合φは考察と無関係です。

また、私の日本語センスでは「昇る」「昇らない」は位置ではなく運動を表します。位置なら「昇っている」「昇っていない」となるのではと思われます。

さて、太陽の2つのθ座標をθ₁、θ₂とします。日の出の時刻をt = 0とし、tの単位をh(時間)で表すと、

t = 0,  θ₁ = 0  θ₂ = 0
t = 3,  θ₁ = π/4  θ₂ = 0
t = 6,  θ₁ = π/2  θ₂ = 0
t = 9,  θ₁ = π/4  θ₂ = 0
t = 12,  θ₁ = 0  θ₂ = 0

θ₁とθ₂に基づく2つの角速度をω₁ = θ₁/t、ω₂ = θ₂/tとすると、

ω₁ = π/12
ω₂ = 0

となります。ω₁が「太陽が昇る」、ω₂が「太陽が昇らない」に該当しますが、厳密に両者をPと¬Pの関係にするなら、

P:太陽の角速度はω > 0
¬P:太陽の角速度はω ≤ 0

と定義するのがよいでしょう。結局、太陽がθ₁とθ₂という2つの位置に存在できるので、2つの角速度が可能になり、「太陽は昇る」「太陽は昇らない」が並立することになります。

∴ P∧¬P


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