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科学と疑似科学とを判別する

8diamonds8888x:2018/04/26(木) 04:02:52 ID:V97bymbU
 Kenさんは「天動説vs地動説」と「光の粒子説vs波動説」を事例に挙げましたが、これらの場合は対立仮説のどちらも相応の科学的根拠を持っていたがゆえに長らく好ライバルとして両立していたのだと私は考えています。「天動説vs地動説」に関しては、この考えの一部を示したつもりです。
  [//6609.teacup.com/natrom/bbs/19939]
  [//6609.teacup.com/natrom/bbs/19960]

 ID論の場合は私自身は詳しく検討していませんが、「現代のスタンダードな批判に耐えるほどの科学的根拠は示そうとしていない」というのが大部分の進化学専門家の見解のように思えます。個人的見解としては、最低限でも、デザイナーが進化に干渉した手段やメカニズムを提案しなければ「検証できる仮説」にはならないと考えます。これに対して「天動説vs地動説」と「光の粒子説vs波動説」の事例ではどちらの説も、デザイナーのような特殊な存在を仮定したりはしていません。2つの事例の論理構造的違いといえば次のようなものでしょう。
  「天動説vs地動説」 完全な排他関係。ただし「見方により(観測者により)異なる」場合も可能。
  「光の粒子説vs波動説」 第3の場合も可能。粒子でも波でもない何かの存在は否定できない。

 「天動説vs地動説」の場合では、「地動説だけが根拠を示せなかった」という解釈は不当です。地動説が当時は示せなかった根拠は、実は結果次第で天動説の根拠にもなったはずのものです。両説は完全に排他的ですから当然なのですが、他方を決定的に否定できる根拠を示せばそれは一方の決定的な勝利となります。にもかかわらず、天動説側でも地動説を決定的に否定できる根拠を示せなかったのです。


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