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科学と疑似科学とを判別する
709
:
diamonds8888x
:2020/10/10(土) 05:51:43 ID:Qix9q/lA
>>707
> 物理化学や分光学では、1/λまたはν/c
> 波動力学では、2π/λ
λ、ν、cという記号が何を(如何なる物理量を)表しているのかを示さないと、定義にはなりませんよ? もちろん慣用的に、λは波長、νは振動数(周波数)、cは波の速度(光速度)を表すことになっていますから、物理化学に慣れた人ならこれだけでも理解はできますけれど。特に今の文脈、波動一般の物理量を話題にしている文脈では、cは光速度ではなく、一般的な波の速度と解釈すべきですが。
言葉の定義というよりは、波動が持っている物理量の定義です。再掲しますが、以下の4つは物理学で明確に定義された物理量です。だからこそ単位と次元もはっきりしています。
周期 時間的繰り返しの間隔 単位は例えば[s]、次元は[時間]
波長 空間的繰り返しの長さ 単位は例えば[m]、次元は[長さ]
周波数・振動数 単位時間内の波の数(繰り返しの数) 単位は例えば[s-1]、次元は[1/時間]
波数 単位長さ内の波の数(繰り返しの数) 単位は例えば[cm-1]、次元は[1/長さ]
ここで波数は空間的量なので1次元、つまりは波の進行方向に沿った線上で測ればスカラー量ですが、2-3次元においてはベクトル量とすると便利なことがあり、Kenさん御紹介のファインマンの文章ではまさにベクトル量として使っています。これは波数ベクトルと呼ばれています。なぜか波長ベクトルというものは使われないのですけどね。
さて今度は慣用的に使われている記号も示しておきます。波数には上線付きのν(ニュー)も使われるようですが、振動数と混同しそうですよね。なお、これも慣用的に、物理量そのものを示す記号はイタリックで表します。単位は普通の活字体。このあたりはさすがにKenさんにはくどすぎるとも思いますが、一応丁寧に書いておきます。
周期(period) T
波長(wave length) λ(ラムダ)
周波数・振動数(frequency) ν(ニュー)、f(エフ)
波数(wave number) k (ケイ)、κ(カッパ)
【以外と大事なポイント】
なお日本語の「周期」は(cycle;繰り返し)の意味もありますが、波の周期と言えばひとつの繰り返しの時間的長さという物理量を指す場合がほとんどです。なので英語では(period)です。
[h ttps://en.wikipedia.org/wiki/Frequency#Period_versus_frequency]
一方、Kenさんが波の本質であると考えた「周期性」というのは(cyclic)の意味でいいですよね?
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