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科学と疑似科学とを判別する

70Ken:2018/06/13(水) 21:57:51 ID:kxVV28RY
それでは基準01(反証可能性)について。

事前準備として、wikipediaの記事を読みました。

ja.wikipedia.org/wiki/反証可能性
en.wikipedia.org/wiki/Falsifiability

これを基準に正しい科学と正しくない科学を判別することについて2つの疑問があります。

その1は、以前のくり返しになりますが、ブラックホール内部の事象を予測するような理論をどう判定するかです。外挿で考察することの是非はおいても、その外挿で得られた結論が事実と異なる場合に、私たちがそれを知ることは不可能つまり反証可能性がないのではありませんか?

むろん

〜それゆえホーキングたちの理論は正しくない科学、疑似科学である〜

と結論するなら整合するのですが。


2つ目の疑問は、なぜ「反証」でなければならないのかです。「検証可能性」ではだめなのでしょうか?

wikipediaで例に出された「すべてのハクチョウは白い」という命題なら、白くない個体を見つけることで反証可能です。でも、仮説には肯定的な証明はできても、否定的な証明ができないものも多いはずです。

20世紀に新しい素粒子が続々と発見されると、やがて人々の常識に挑むような素粒子が提唱されるようになりました。例えばクォーク、モノポール、タキオン、ヒッグス粒子等です。いずれも実験的に観測しようという試みの対象になっており、数年前ヒッグス粒子がニュースになったことは、ご記憶でしょう。

でもこれらの存在を予測する仮説は「反証」が可能でしょうか?

それぞれの素粒子が「ある」ことを証明する方法ははっきりしてます。現物を見つければよいのですから。

でも「ない」ことを証明するのは「悪魔の証明」と呼ばれ、不可能とされているのではありませんか?


以上の2点により、反証可能性を正しい科学の判定基準とすることに、私は疑問をもっています。

いかがでしょうか?


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